Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

一歩一歩

2020年06月07日 | Weblog
人生は一度限りです。
あと何年生きられるのかは分かりませんが、亡父と同じ長さの人生だとすれば、あと三年しか私に残された時間はありません。同じ年に、父は何を考えていたのだろうかと思います。そう思うと、私は私の幼さを感じます。もっと精神的に成熟しなくてはと思います。

私なりに色々な事があった人生でした。企業人として全うする人生もあったかもしれません。国語教師として全うする人生もあったかもしれません。

しかし、そうはなりませんでした。いや。そうしなかったのだと思います。宿縁に導かれ、人と出会い、自分の志を思い続けて、一歩一歩、歩いて来たのだと思います。

新型コロナウイルスによるパンデミックは、私に考える時間を与えてくれました。残された人生の時間で何を成し遂げれば、父のように「満足した。」と言って死ぬことができるのか。

吉田松陰の三十年の人生。橋本左内の二十六年の人生を思えば、人生は時間ではなく、深さと密度かなと思います。

真剣に考えて、毎日を生きていかなければと思います。

私がやるべきことは、幸い明確です。バッカーズ寺子屋の教育方法を次の世代に渡すこと。そして、志の教育を次の世代に渡すこと。この二つです。シンプルですが、一つ一つの中に、広くて深い要素がたくさんあります。それを私は明らかにしていかなければなりません。

これまでの人生も私的時間を切り捨ててきた人生でしたが、これからも同じような生き方を続けるしかありません。そうしなければ、私の能力ではできなかったことがたくさんあると思います。

これからもそうです。
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