Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教員のいじめに思う②

2019年10月05日 | Weblog
教員のいじめが以下のように報道されていました。

「関係者によると、加害側の教員は30~40代の男性3人、女性1人。LINEで別の女性教員員らに性的なメッセージを送るよう強要。男性教員の車の上に乗ったり、その車内に飲み物をわざとこぼしたりした。また、コピー用紙の芯で尻をたたいて腫れさせ、「ボケ」「カス」といった暴言を頻繁に浴びせていた。男性教員は「羽交い締めにされ、激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にこすりつけられたりした」とも訴えているという。」

こうした姿は、概ねテレビのお笑い番組でよく見かける風景です。人間の「言葉と行動」は、その人の「考え方」によって生み出されます。そして、その人の「考え方」は、24時間の外界から得た情報によって構築されていきます。

浅薄で低俗な番組があり、それを喜んで見ている中に、それが自分自身の行動となるように、自己教育してしまったというだけの話です。人間性を高めていくための情報には、あまり触れていないのかもしれません。

こうしたありがちな大人の姿は、おそらく、子どもたちの教育にも影響していると思います。そうしたことを面白いこととして、肯定的に自身の言動に取り入れているということです。

人を教える者には、どのように学ぶべきかという厳しさと、自分の学ぶ姿勢が、そのまま子どもたちに伝わるという「感化」の力の恐ろしさを知っておくべきだと思います。

しかし、こんなことを言う私は、「面白くない先生」として、敬遠される世の中だと言うこともわかっています。



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