Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

強くやさしく

2022年10月12日 | Weblog

山形に行った折に浜田廣介の記念館に行きました。

童話「泣いた赤鬼」などの名作を世に遺して下さった方です。

絵はがきの文字がふと目に留まって買い求めました。

強くやさしく 男の子

やさしく強く 女の子   廣介

こう書かれていました。

たったこれだけです。

でも心に染み入るように思えました。

男性の在り方、女性の在り方を巡る議論は、どんどん攻撃的になり、次第に刺々しさを増す一方だけれども、これでいいじゃないかと思えたのです。これで十分平等なのではないかと思いました。

強さもやさしさも、本来、大切に思う相手のためのものであるはずです。

お互いが、いがみ合って暮らすのではなく、相手のことを考えて、強くやさしく生きていく自分で在りたいと思います。

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なくした心を取り戻す

2022年10月12日 | Weblog

次のネット記事が目にとまりました。

「ある時期、財務省との予算折衝の席で、自衛隊の制服にかかる費用が話題になった。財務省の担当者は、制服が国産品でコストが高すぎると不満を漏らした。「国内を見てみなさい。ユニクロなんか、中国などで生産して価格を下げる努力をしているじゃないですか」と言い放ったという。最初は恐縮していた自衛隊関係者も、この発言にはキレたという。「我々の制服をなんだと思っているんですか。これは死に装束ですよ。それを中国に生産してもらえって言うんですか」。さすがに、財務省の関係者も我に返ったようで、以後、「制服を海外生産にしろ」とは言わなくなったという。」

出典:自衛隊のジープに冷房とカーラジオがついた理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

確かにそうだと思いました。自衛隊の制服は「死に装束」。経済的なことも大切ですが、色々な物事の価値をお金でしか考えられなくなった私たち日本人は情けないと思います。

敬意や情というものが失われてしまったのではないかと思ってしまいます。他人のことではありません。自分自身が襟を正したいと思います。

 

 

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