Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

好き嫌い

2019年07月28日 | Weblog
酒が嫌いな人は、
酒を飲むことを、
時間とお金の無駄だと言います。

甘いものが嫌いな人は、
甘いものを食べることを、
時間とお金の無駄だと言います。

煙草が嫌いな人は、
煙草を吸うことを、
時間とお金の無駄だと言います。

読書が嫌いな人は、
本を読むことを、
時間とお金の無駄だと言います。

映画が嫌いな人は、
映画を見ることを、
時間とお金の無駄だと言います。

幸い、私は、煙草を除いては、全部好きです。
全てが人生を豊かにしてくれることを実感しています。

私は煙草が嫌いだし、
料理や酒の味と香りへの
感覚を鈍らせるものだと思います。

しかし、好きな人の気持ちもわからなくはありません。

何であれ、好き嫌いがあれば、
人生の幅は狭くなります。

狭い窓から世の中をのぞいてみても、
その考え方の幅には限界があります。

しかし、
そのことに気づく人はそう多くはありません。
自分は正しいと思っています。

結局、好き嫌いをすることの正しさは、

その人が、どれほどの成果を
社会に生み出せたかで測るしかなく、

その人が死んだ後に、

どれだけの人の心に、
その人の行動と言葉を残すことができたのかで
測るしかないものだろうと思います。

その人の人生が本当に豊かなものであったのかどうか。

それは、
生きている時には、
自分で決めていることですが、

死んだ後には、
他人が決めてくれるしかないもののように思います。

前者にのみ価値を見出すのか、
後者にも価値を見出すのか、
それもまたその人次第でしかありません。











コメント
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