理解力の悪い子どもがいたとして、
何を言っているのかよくわからない発言をしたとします。
そこで、もし、
教える側が圧倒的に高い理解力を持っていれば、
その子以上に、
その子が言わんとすることの意味を理解して、
言葉を補って会話を交わすことができます。
その子の足らざるを教えてあげ、
成長を促すこともできます。
しかし、教える側の理解力が足りなければ、
「君は何を言っているのかわからない!」
という叱責に終わったりもします。
だから教える側には高い理解力が必要なのです。
相手の理解力の低さを補って余りある、
高い理解力があれば、
相手を責めることもないと思います。
それが言うほどには
そう簡単でないことはわかっています。
だから、教える立場にある者は、
深く学び続けるしかないのだと思います。
相手を責めるということは、
責めている相手と大して理解力に
差がないということでしかないと思います。