Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

心窓去来559

2019年02月18日 | Weblog
一粒の米や、
一滴の水を大切にする倫理の
滅びて行く時代には、

行き届いた愛情も、
緻密な計画心も、
厳しい責任感も、育たない。

およそ磨きのかかった人間の魂というものは、
小さなものに対する畏敬の念のないところには、
決して育つものではないのである。(心窓去来559)

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下村湖人の言葉は、
真理を突き、胸を打つ。

豊かな時代に、
なぜ食べ物を粗末にしてはならないのか、
よくわからなくなってしまった大人も多い。

だから、子どもたちにも
食べ物の大切さを
確信を持って伝えることができなくなってきた。

損得と経済効率でしか、
ものごとを見られなくなってきた私たちが、

もっと深くものごとを見ていくことができるよう、
下村湖人の言葉に触れていたいと思う。







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