大人とは何か

「大人とは何か」
これは難問である。

経済的、精神的に自立していること。
社会の一員として貢献する力を持つこと。

色々なフレーズが浮かぶ。

そこから更に、

社会がどのように成り立っているのかを、
理解している人間のことだとも思う。

自分の身の回りしか見えていない人は、
どれだけ自分が沢山の存在に
支えられているかに思い至らない。

それは幼稚な議論を生み出す。

子供は、
自分がどれだけ親や大人達に
支えられているかがわからない。

してもらっていることが、
当たり前すぎて見えていないのだ。、
だから、好きなことが言える。

大人でもそれを連想させる幼稚な大人は多い。

それを責める気にもなれない。
自分で色々なことを経験しなければ、
わからないからだ。

一箇所から給料をもらって、
安定した暮らしをしていれば、
当然、視野は狭くなる。

自分の懐の心配だけしていれば良い人と、
自分の家族の懐まで心配する人とは違うし、
さらには、
自分の会社の社員達の懐を心配する人たちと、
市町村や県の懐を心配する人たち、
そして、
国の懐を心配する人たちとでは、
当然、見ている世界は違う。

大きな視点を持つ人ほど、
実は細かなところが見えている人たちでもある。

私もまだまだである。

とにかく学び続け、
事業を通じて社会に役立てるよう、
頑張り続けたい。