Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

ほら、見ろ!だから言っただろう!

2015年12月10日 | Weblog
正解のある時代の教育は
考えずに正解を暗記させれば良かった、
先生にとって、よき時代でした。

覚えていなくて、失敗すれば、
「ほら、見ろ!だから言っただろう!」
と叱責していればよかったわけです。

しかし、今は、正解もなく、
自分で考え、行動していくことが、
尊ばれるようになってきました。

とても良い時代になりました。
しかし、古い時代の先生にとっては、
受難の時代とも言えます。

誤魔化しがきかなくなってきたのです。

時代にかかわらず本物の先生は、
今も昔も、自分で生きる姿を示していたと思います。

私は、失敗を許し、
チャレンジを尊重する教育者でありたいと思います。

「ほら、見ろ!だから言っただろう!」

そんな台詞は、出てこない大人でありたいと思います。



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評論家にならない

2015年12月10日 | Weblog
日本の教育界の深刻な病は、
評論家先生が多いと言うことだと思います。

反対のための反対論。
何もしないための慎重論。
現状維持のためのリスク回避論。

誰が責任を持ってやるのか、
明確にしたくない人が多いし、

管理職の責任にして、
知らんぷりしたい人が多いし、

成果は私のおかげ、
失敗は他人のせいと言いたい人が多い。

そんな思考回路が蔓延しているように思います。

それは、

自分でリスクをとって、
何かを実行したことがないからであり、

身分を守られていて、
自分は安全なところにいられるから、

高みの見物で、
ご大層なことを言っていられることに
本当の意味で気づけないからだと思います。

しかし、
そこにも気づいて頂けるように、
アクションを起こしていく努力を重ねていく以外に道はありません。
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