Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育

2015年05月31日 | Weblog
  人間の生き方には
  どこかすさまじいものがなければいけません。
  一点に凝集して、
  それを達成しなければ、
  死んでも死なないというほどの執念です。
  人を教育するよりも、
  まず自分自身が、
  この二度とない人生をいかに生きるかに真剣で、
  教育というのは、
  いわばそのおこぼれに過ぎないのです。

             森信三先生の言葉



この言葉に出会い、感銘を受けて、
教育の道を歩いてきました。

出会いから20年ほどの歳月が流れ、
益々、この言葉の持つ意味の深さを味わえるようになりました。

しかし、
まだ、今の私では理解できていない
意味の深さがあるやもしれません。

ただ一つわかったことがあります。

教育してやろうなどと思って、
教育などできるものではないのです。

自分の生き方が、
次の世代に「何か」を感じてもらえる「真剣さ」を持ち、
周囲にも伝わるような「熱」を帯びているかどうか。

それだけしかないのだということを、
本当に痛感しています。



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