Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

破邪の剣

2015年05月01日 | Weblog
法律にせよ宗教にせよ、
それは人々の叡智の集積と言えると思います。

だから、それは、
人々を救ってくれるものでもあります。

しかし、その力を、
善用する人と、
悪用する人とは必ず出てきます。

それは、人間が神仏になれないということを意味します。

では、その力を正しく行使するためには、どうしたらよいのでしょうか。

私は、そのためには、
多くの人々の幸せを願う心が根底になくてはならないと思います。

その人が、
自分のためではなく、
多くの人々のためになるように判断し行動しているか。

ここでいう多くの人々とは、社会全体を指します。

私利を共有する多くの人たちの意味ではないのです。

法律の力も、宗教の力も、
大きな利他の心がなくては、
人々を不幸に貶めていくものになります。

しかし、残念なことに、
そうしたことが多々起こってしまうのが人の世の実相です。

だから時として、
破邪の剣が求められるのです。



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