Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育力

2010年03月01日 | Weblog
教育に携わる者は、
己の教育力を過信してはならないと思います。

なぜなら、人は、
24時間、365日の時間の中で、
様々な情報に触れ、
それを五感で感じ取り、
また、様々な人たちと出会い、
お互いに影響し合いながら成長していくからです。

更に言えば、その影響を与えるものは、
この世から姿を消した人たちの、
思い、考え、意志までもが、
含まれているのだと思います。

そう思えば、
一人の人間の影響力などたかがしれている、
そう思わざるを得ないと思います。

だから、教育に携わる者は、
己の教育力を決して過信してはならない。


しかし、一方で、
教育に携わる者は、
己の教育力を確信していなければならないと思います。

なぜならば、信念を持たぬ教育が、
多くの人たちへの影響力を持ち得るはずがないからです。

自身の一言、一挙手一投足が、
子どもたちへ大きな影響を与えるのだと、
真心を込めて、信念を持って、
教育に当たらなければならない。
そう思います。

今、歳を重ねて、
多少なりとも確信を持って言えることは、
人間は修行を重ねるほどに、
矛盾したものを内包することができる、
大きな存在なのだと言うことです。

コメント
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