Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育の難しさ

2010年03月17日 | Weblog
教育の目指すところは、
子どもたち一人一人の可能性を引き出す
と言うことに尽きると言ってよいと思いますが、
その方法は無限と言ってよいほど多様だと思います。

しかし、教える側には、
一つのこだわりというか、
教育哲学が求められていると思います。

教育的信念がないと、
摩擦は生じないかもしれませんが、
それでは人を育てることは出来ない。

しかし、教育的信念があり、
それが他人と少しでもずれたときには、
色々な誤解や反発が生じます。

誤解や反発を避けて、
信念を曲げてはいけません。

でも、
昨日の自分の教育哲学と
今日の自分の教育哲学は多少違うこともあって良い。
そう思います。

勿論、根幹がぶれるようであってはいけません。

しかし、日々、自らの教育哲学を磨き、
生成発展すると言うことは、
常に変化を伴っていくものだと思います。

昨日まで見えなかったことが見えるようになる。
昨日まで違うと思っていたことが正しいと思えるようになる。
そんなことも成長の中では次々に起こりうることだと思います。

だから、私はこだわって、こだわらない姿勢を
常に大切にしたいと思っています。

全員が、それぞれの出会いと学びの中で、
日々、生成発展されているのですから…。
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