Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

学ぶということ

2008年01月16日 | Weblog

学ぶということの本質を見据えた教育が大切だと思う。

例えば、学校の授業において、
教師の話を黙って聞いていて、
板書されたものを丁寧にノートにとることが、
勉強していることだと言えるのだろうか。

私は、国語であれ、数学であれ、道徳であれ、
伝える人間の「思い」が乗らなければ、
それは単に「音声」をたれ流しているだけであって、
「教育」を行っているとは言えないと思う。

「教育」を知識の伝達に終わらせないためには、
教える側と学ぶ側における、双方の「思い」、
心の響き合いが何よりも大切なことだと思う。
また、双方向のコミュニケーションが大切なのだと思う。

ともすれば、私たちは効率を追い求め、
表面的で薄っぺらな人間関係の中で、
教育をやったような気分になっているのではないか。

だから、私は人と深く関わりながら、
豊かな体験を共有する学び方をしたいと思うのである。

なぜなら、
豊かな体験は、豊かな言葉を生み、
豊かな言葉は、豊かな心を生む。
そして、
豊かな心は、豊かな人間関係を生み、
豊かな人間関係は、
私たちをさらなる豊かな体験へと誘ってくれる。

私は学ぶと言うことの本質を深く探究しつつ、
皆様と豊かな時を過ごしたいと思うのである。






コメント (2)
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