東京多摩借地借家人組合

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借地の相続対策で東借連が春季研修会

2018年04月02日 | 法律知識
 東借連春季研修会「親子で学ぶ借地の相続対策」が4月1日新宿区の消費生活センター分館で36名の組合員が参加して開催された。
若色栄一東借連理事の司会で進行され、開会に当たり佐藤冨美男会長が挨拶をした。講師の常任弁護団の白石光征弁護士より、①相続についての基礎知識と②借地権相続の特殊性という2つのテーマで約1時間にわたり講演が行われた。

相続についての基礎知識では、相続人は誰か、相続分はどうなっているのか、親から生前に生活資金等の贈与を受けていた場合や親の介護など寄与した分の相続分はどうなるのか等具体的な説明がされた。本テーマである借地権相続では、相続人がそのまま借地を継続した場合、借地を相続する人と建物を相続する人が違う場合の注意点が指摘された。借地の継続を望まない場合には、相続開始後「自分が相続人になったことを知ってから3ヵ月以内に家裁に申述べる」、相続を放棄しない場合には地主との間で借地権の買取り交渉を行うか、交渉が不調に終わった場合の対応等について具体的な説明がされた。講演終了後、参加者と活発な質疑応答が行われた。


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