東京多摩借地借家人組合

アパート・賃貸マンション、店舗、事務所等の賃貸のトラブルのご相談を受付けます。

ブラック地主・家主問題で国交省交渉と110番実施へ

2015年09月30日 | ブラック地主・ブラック家主
 ブラック地主、ブラック家主問題がテレビ・新聞などマスコミにも取り上げられ、社会問題になっている。東借連では、この間底地買い・地上げ問題の被害者交流会、ブラック地主・家主対策弁護団が起ち上げられ、6月14日には「ブラック地主・家主110番」を開催した。9月8日にはTBSテレビ「NEWS23」で、ブラック地主である東京の不動産業者から借地人の組合員を脅かす場面が報道され大きな反響があった。

 東借連では弁護団と共同し、今後被害者交流集会を10月17日(土)に開催し、被害の掘り起こしと国土交通省に悪質なブラック不動産業者に対する規制を求める運動に取り組み、11月15日には2回目の110番を行うよう予定である。
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家主が水道配管工事で明け渡し請求? 家主を説得し転居費用で解決

2015年09月28日 | 明渡しと地上げ問題
 中野区中野の共同住宅のアパート1Kを借りているMさんは、今年3月にアパートの管理をしている不動産会社から建物の老朽化による水道配管工事を予定しているので建物の解体が必要であり、6カ月後に退去してほしいとの通知を受け取りました。

 Mさんは、今のアパートには2年前に転居したばかりで、家主からは移転料の話もなく、困っていたところインターネットで組合を知り、5月に組合に相談に行きました。組合では、Mさんに転居費用も移転先の提供もない場合は明渡しに応じる必要はない旨を話し、家主に組合に入会し今後の交渉は組合に連絡してほしい旨を伝えたところ、アパートの1階に住む家主の娘から早速組合に連絡が入りました。数回の電話での話し合いで、「今回の明渡し請求は、家主側の勝手な都合で行うもので、移転に要する費用は家主が負担する」ことを認めました。7月に家主が敷金の返金分を含め、転居費用と運送費用等を前金で支払うことを条件に8月中に転居することで明渡し合意書を組合で作成しました。Mさんは、不動産屋を回って中野区上高田にアパートを何とか見つけ、8月10日に移転を終了し、家主に部屋を引き渡しました。Mさんからは「組合の援助で問題が解決し助かりました」と感謝の言葉がありました。
(東京多摩借組ニュースより)
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組合員拡大月間(9月~11月)に組合加入者をご紹介ください

2015年09月28日 | 借地借家人組合への入会と組合の活動
 組合員の仲間を増やす「組合員拡大月間」が9月~11月の3か月間の設定で始まりました。
 全国借地借家人組合連合会の第31回定期総会の成功をめざすことと同時に、多摩借地借家人組合の組織を維持し発展させるために、組合員の拡大強化はどうしても必要です。組合員の減少で、毎月の組合財政は収入より支出が上回り、完全な赤字会計です。毎年年末にはカンパをお願いしていますが、このままでは組合の事務所を維持できないために、事務所の移転等も考えざるを得ない状況です。組合の組織を維持するためには組合員を増やすしか方法はありません。
 ぜひ、組合員のみなさんがご自分が組合に加入して得た貴重な経験を周りの借地借家人にお話しいただき組合への入会をお勧め下さい。最近では、借地借家人の住まいや店舗などを狙って、地主や家主から土地や建物を買い取り、借地人には「底地を買い取るか、借地権を売れ」と脅かしたり、借家人には「建物が古く危ないので、取り壊すので出ていけ」と立退料も出さなかったり、出しても引っ越しもできない低額な費用でしつこく立ち退きを迫る事例が起きています。地主や家主はいつ地上げ屋や底地買い業者に転売するか分かりません。借地の更新料を数百万も支払った直後に転売された事例も発生しています。

    地主が地代3か月滞納で解除通知が

 最近、地主から底地を買った不動産業者が数か月前から来なくなったと思ったら、地代を3か月分滞納したので借地契約を解除したので出ていけと代理人の弁護士を通じて内容証明を送り付ける事例が発生しています。8月の夏休み直前で、組合員の連絡を受け、地代を送金するとともに契約解除は認めないと配達証明で反論の文書を代理人に送りつけました。もし、借地人がほっとおいたら大変な事態になるところでした。悪質な地主・家主、地上げ業者に対抗するためには、組合の組織の存在がどうしても必要です。また、もともな住宅政策も土地政策も持たない現在の政府の政策を大転換せるためには、借地借家人の力を結集する借地借家人組合をぜひ、強く大きくしましょう。

◎9月から11月までに、組合加入対象者を1名以上ご紹介いただいた組合員には、図書カードの景品をお送り致します。
◎組合加入を薦めるためのリーフレット・チラシを配れる方はご連絡ください。リーフ・チラシ・組合の新聞やニュースなど宣伝物をお送りしますのでご連絡ください。
◎組合主催の「借地借家問題市民セミナー」をご案内ください。セミナーの宣伝チラシを配れる方はご協力お願いします。


東京多摩借地借家人組合

電話 042(526)1094
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地主が評価替えで大幅地代値上げ 非住宅用地と評価

2015年09月15日 | 地代家賃の増減
大田区仲六郷所在の宅地約269・18㎡(約81・4坪)を賃借中の高橋さんは、固定資産税評価替えに伴い、地主から大幅な地代の増額を請求された。過去の更新料問題の際と同様に、地主から管理を依頼されている不動産業者と組合を介しての協議することとなった。

 借地面積の半分に相当する部分が、工場と駐車場で非住宅用地であると都税事務所が認定した。その事実確認のために管理業者に評価証明書を提供させて都税事務所に確認を行った。

高橋さんは、父親が建設した工場を現状のままを相続して数年経過するが、課税の状況を認識した。管理業者との協議では税金の約3倍の地代を了承し、請求時期からではなく合意時点からの支払いとなる。

 非住宅用地は小規模住宅用地の6倍に税金が高くなるとの現実を踏まえて、今後の建替え等に対応することの大切さを認識した。

(東京借地借家人新聞より)

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9月19日(土)府中市で借地問題セミナー開催

2015年09月14日 | 借地借家問題セミナーと相談会
借地人のためのやさしい法律の学習会と相談会
相談しておけばよかった!………というケースが必ずあります


こんな問題で悩んでいませんか?
◎賃貸借契約の更新、更新料の請求
◎借地上の建物の増改築、修繕
◎地代の増額と減額請求
◎地主が底地を売却、新しい地主から「土地を買うか、借地権を売るか」迫られている。
◎借地権の相続、名義書き換え
◎借地権の売却、譲渡※
生協・消費者住宅センターと共催します。


日時 9月19日(土)午後1時半 
会場 府中市グリーンプラザ・第5会議室
※組合役員が親切に相談にのります。
借地借家人の権利は借地借家法・消費者契約法などで守られています。組合は、住まいの問題に関心のある方はどなたでも入会できます。(参加無
料)

東京多摩借地借家人組合
電話 042-526-1094
住所 立川市柴崎町4-5-3-101
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ブラック地主の相談が急増

2015年09月14日 | ブラック地主・ブラック家主
城北借組は池袋の西武デパートで毎月2日間、借地借家何でも相談会を無料で開催している。

 8月の相談会では2日間で13件の相談で8件が地上げ問題であった。そのほとんどが、いわゆるブラック地主、家主と言われる強引な明渡し立退きなどであった。相談者には、組合では今年の6月に組合の常任弁護団を中心にブラック地主家主対策弁護団を発足させたことなどを話し、組合に入会して一緒にがんばろうと訴え、即入会する人、まわりの人にも訴えますという人もいた。
(東京借地借家人新聞より)

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地主の相続人が20年前の建て替えで建物が越境で取り壊しを請求

2015年09月10日 | 増改築と修繕
 足立区内環七通りの内側に位置する中央本町で宅地15坪を賃借する長谷さん(仮名)は、20年前地主の承諾を得て建替えた経緯がある。その時、地主の厚意で隣地土地を使う許可を得て建物を建築した。

 昨年、突然地主が死亡すると相続人の一人の弟が敷地を測量。地主の相続人は建物が越境していると文句を言い、直ちに土台と建物を壊すよう要求してきた。知人に相談し組合を紹介してもらった。組合では地主が許可していなければ建築時に建築禁止の仮処分を申し立てている筈で、建物を壊すことはなく、壊すのであれば次回建替え時にすればよいと助言した。
(東京借地借家人新聞より)


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昨日のTBSニュース23でブラック地主・家主問題が取り上げられました

2015年09月09日 | ブラック地主・ブラック家主
09/08 23:38 TBSテレビ 【NEWS23】
“ブラック地主”嫌がらせの実態「誰の土地や!」立ち退き強要

埼玉に住むA。
新しく地主になったという不動産業者の男からいきなり立ち退きを迫られた。
Aの住む家は50年以上前、Aの家族が近所に住む地主から土地を借り受け建てたもの。
賃貸契約を結び土地の賃料は毎年払っていた。
しかし去年7月、地主から不動産業者が土地を買ったとたん不動産業者は毎日のように押しかけ何時間も居座り大声で罵倒した。
不動産業者はAに土地の購入か立ち退きを迫った。
しかし提示された土地の金額は100年分の賃料より高かった。
土地や建物の貸し借りで弱い立場になりがちな借り手の権利を守るため借地借家法では正当な理由がなければ住民を立ち退かせることはできないと定められている。
Aは裁判所に訪問禁止の仮処分を申し立てた結果、不動産業者はようやく姿を消した。
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