東京多摩借地借家人組合

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東京都市開発株式会社が三鷹市で底地買い事件が頻発

2018年03月05日 | 明渡しと地上げ問題
 中央線三鷹駅南口から徒歩10分以内にある三鷹市上連雀の宅地を借りている井上さん(仮名)と本田さん(仮名)は、2年前の4月に前地主からブラック地主とテレビでも報道された東京都市開発株式会社に土地が売却された。

 二人とも借地は公道に面しておらず、井上さんは本田さんの裏で人がやっと通れる通路しかない。都市開発は底地の買取りを求めてきたが、井上さんは高齢でもあり買取りを拒否し、娘さんたちがインターネットで組合を探して相談。以来2年近く地代は組合事務所に集金に来ている。今年に入って公道に面した物納地を都市開発が買取り、系列の建売業者に売却し、借地人も退去して更地になるため、「今借地を返してくれれば○○万円の補償を出す」と立ち退きを求めてきている。

 隣の借地人の本田さんは建物も老朽化しているため一貫して立ち退きを求められている。昨年の5月以来地代の集金にも来なくなり、井上さんの紹介で今年1月に組合に加入。都市開発に集金に来るよう配達証明で通知した。1回では支払えないため2月に4か月分の地代を支払い、滞納した地代は分割で支払う予定でいる。本田さんも僅かな立退料では転居できず立退きを拒否している。


底地買い・地上げ事件のご相談は

東京多摩借地借家人組合まで

電話 042(526)1094

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