東京多摩借地借家人組合

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アパートの近隣トラブル 書面で家主に申し入れるが改善せず

2022年08月29日 | 近隣トラブル
 東京都豊島区内のアパートを賃借している剛田さん(仮名)は近隣住民とのトラブルで悩んでいます。初めて電話してきた相談内容は、隣のベランダに干してある衣類の柔軟剤のにおいがきつく何とかならないかというものでした。

組合のアドバイスは、書面にて家主に申し入れしてみるということでした。故意に悪意があって行っていることではなく生活の一部であるので解決するかどうかは難しいかもしれませんと説明。

その後再び電話相談があり、ベランダ側のシャッターの開け閉め音がうるさくて我慢の限界だということです。

家主に以前申し入れしたところ我慢できないのなら出て行け、そんなことで文句を言う住人はいてほしくないと言われたそうです。

今回のシャッター開閉音について家主が対処しないのでそれ以降は何も対処していないのか尋ねると、直接手紙を送ったが返答はなかった。逆に音がうるさくなったということです。
組合は選択肢として2つ提示し本人に決めてもらうことにしました。

一つ目は家主の言う通り転居して環境を変える。
二つ目は今一度手紙で丁重に申し入れをし、改善が見られないのであれば弁護士相談や警察への相談をしてはどうかとアドバイスしました。

(東京借地借家人新聞より)
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