東京多摩借地借家人組合

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神社の地主が毎年地代値上げ、交渉すると地主が恫喝

2024年05月27日 | 地代家賃の増減
 杉並区内で土地約80坪を賃借している今川さんは地元で有名な神社が地主だ。
地代が毎年値上げになり困って電話相談してきた。周辺には多くの借地があり今川さんともう一軒が持参払いをしている。
毎年値上げの根拠を聞くがそんなことは答える必要ないと恫喝されるという。
組合はまず神社ならば宗教法人なので境内として土地を貸しているならば税金はかなり低額であり毎年値上げするのは根拠に乏しいと回答。
今川さんは数件の借地人と共に一度組合に相談に行き、入会して地主と交渉していきたい考えだ。
今回の値上げは5月からと言われているが現行の地代を支払い、決して1円でも値上げして払わないで下さいと説明。
恫喝される件についてはあまりにも酷いようであれば警察に相談することも考慮するべきと説明。
入会後は顧問弁護士に相談することも可能なことも案内。
今川さんも是非周辺の借地人と一緒に入会し知識を学び、地主に負けない交渉力を身に着けたいと張り切っていた。

(東京借地借家人新聞より)

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