東京多摩借地借家人組合

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クーラー直さない家主 組合が管理会社に連絡し修理させる

2021年10月14日 | 増改築と修繕
さいたま市借組にはコロナ禍での生活困窮相談が次々と寄せられています。

今年6月、インターネットで組合を知った30歳の青年から「何度頼んでも家主がクーラーを直してくれません。暑さで体調を壊して困っています」と相談が寄せられました。体調を壊し、失業給付中の中で、暑さでめまいがする状況でした。組合は事情を聴き不動産管理会社に数回連絡し、「家主の借家に対する管理義務」を伝え、至急対応を要請しました。数日後「大家さんがクーラーを新しくしてくれました」と連絡があり解決しました。その後も組合は、青年が仕事を探しても見つからず、失業給付も切れ生活も困窮する中で「住居確保給付金」「生活総合支援金」の申請をアドバイスし、それぞれ申請も受理され、就職活動と生活再建へ希望をつなげました。

9月に入り、「借家人組合に入ります」と青年から連絡があり、「借地借家の勉強をします」と加入の決意を語ってくれました。さいたま市借組は、生活困窮に直面している青年に組合の存在を知らせ、組合員の拡大に取り組んでいます。

(全国借地借家人新聞より)

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