東京多摩借地借家人組合

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地主のお寺と粘り強く交渉し、息子名の建物を新築を承諾させる 

2016年10月31日 | 増改築と修繕
 昭島市東町の西立川駅の近くで借地をしているYさんは、借りている146・68坪の内、公道側の71坪は地主の許可を受け駐車場として貸しています。

 駐車場部分に今回息子さんが建物を建てるために地主のお寺と今年の初めから交渉してきましたが、中々地主に会うことができず、代理人を通じ契約書が昭和44年以来作成していないので作成して欲しいとの要望があり、何回か話し合いを重ね、平成26年12月1日から平成46年まで20年とすることで合意し、同時に建物の新築に関する合意書を締結しました。建物新築については承諾料を110万円を支払うことで新築工事を承諾することが明記されました。今回更新料なしで承諾料110万円はこの地域の地価相場の2%弱と妥当な承諾料であることからから了承しました。契約書には「契約期間満了の場合は、借主は貸主に対し、更新料を支払い更新するものとする」と書いてありますが、組合役員から「更新料をいくら支払うかも定かではなく、更新料の条項は不明確であり、次期更新に際しても支払わないことも可能であり、十分に交渉ができる」とアドバイスがありました。(東京多摩借組ニュースより)

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