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未唯への手紙

未唯への手紙

地中海の誕生

2012年10月18日 | 4.歴史
『137億年の物語』より 冷凍庫になった地球

一方、他の大陸もゆっくりと、しかし無秩序に移動しつづけ、ぶつかりあって、環境に大きな影響をおよぼした。インドがアジアに衝突したのと同じころ、アフリカもユーラシア大陸に向かって北上していた。当時、アフリカとユーラシア大陸の間には「テチス海」が広がっていたが、アフリカの北上に伴って、海は狭くなり、海底が盛り上がって陸橋がいくつも形成された。アフリカのサルたちは、このような陸橋を伝ってアジアに渡り、そこで人類の祖先である類人猿に進化していったのだろう。また、アラスカとシベリアの間にも陸橋が形成され、北米で生まれたウマとラクダの祖先は、それを通ってアジアの草原地帯に渡り、ついには中東の砂漠地帯にまでいたった。

アジアに向かっていたアフリカは、はね返されて進路を変え、ヨーロッパに近づいていった。この過程で、フランスからスイス、イタリア、オーストリアにまたがるアルプス山脈が誕生した。この約2000万年前にはじまった玉突き衝突の最中に、アフリカが中東にめり込み、テチス海は地中海、黒海、カスピ海などに分割された(のちにスエズ運河によってふたたびインド洋側とつながることになる。

およそ600万年前までに、アフリカは、現在のスペイン南部にまで迫り、その途方もない力が地面を押し上げ、地中海を取り囲む山脈が誕生した。地中海は大西洋とのつながりを絶たれ、次第に干上がり、その後には、うす汚れた白い塩が何層にも重なって残された。今日、このような塩が1500メートル以上も堆積している場所もあり、研究者の中には、過去100万年以上の間に地中海は、干上がったり海に戻ったりを40回も繰り返したと考える人もいる。こうして自然の作用によって、海水から大量の塩が除去されていった。その原動力となったのは、巨人がバンバーカーで遊んでいるかのような大陸の動きだった。

およそ530万年前、地中海はまた干上がっていたが、スペインとモロッコの間(現在のジブラルタル海峡)を塞いでいた山脈が崩壊して大西洋の海水が流れ込んだ。これが最後の洪水となった。山脈の崩壊部分から地中海の底まで3000メートルはあっただろう。その落差は、ナイアガラの滝の50倍以上にもなる。1日あたり170立方キロメートルの海水が巨大な滝となって落ち続けるさまは、自然史の中でも並外れてドラマティックなできごとだった。そうして100年が過ぎ、地中海はふたたび海水に満たされた。

そのころ、地球は氷河期を迎えていた。その原因となったのは、地球の反対側で動いていた大陸である。それは後の南極大陸で、およそ4000万年前に南米大陸から分離すると、「南極」へと向かっていった。分離した跡には新たな海峡が生まれた。その海峡は、英国の探検家にして海賊でもあり、世界一周を果たしたフランシス・ドレーク卿(1540?年~1596年)にちなんでドレーク海峡とよばれている。

南極に大陸が移動してきたせいで、南極海の冷たい水はその大陸の周りを周回するようになり、それまでのように北上して太平洋やインド洋の温かい海水と混じらなくなった。そのため、南極の気温はますます低くなり、巨大な氷床が、がっては熱帯にあった南極大陸を覆った。現在、南極大陸の氷床は、厚さが2700メートルもあり、英国の50倍もの面積を覆っている。この広大な氷の荒野が生まれたために、海水の平均温度は10度も低下した。その氷が太陽の熱をはね返したため、気温はいっそう低くなった。南極に氷の冠をいただいた地球は、新たな氷河期に突入した。前回の氷河期から、少なくとも2億5000万年がたっていた。すべては大陸が勝手気ままに動きまわった結果である。

オリーブはすばらしい植物

2012年10月18日 | 4.歴史
『137億年の物語』より ギリシア都市国家の繁栄

交易を経済の基盤にするようになった都市国家が競い合う中で、実験約で新しい、さまざまな生活様式が生まれた。

もし、あなたのキッチンにオリーブオイルがあるなら、フライパンに注ぐ前にちょっと考えてみよう。何千年にわたって、オリーブの実からしぼった油は、料理から照明まで、さまざまな用途で使われてきた。食べておいしく、保存が楽で、栄養価が高いオリーブは、古代社会の経済活動に欠かせないものであった。

オリーブの木は、ギリシア周辺の地中海沿岸に自生している。今日では、世界で最も広く栽培される果実のひとつになっているが、すでに2500年前ごろには、誕生したばかりの古代ギリシアの都市国家にとって、中央集権化を進める中国における絹のような存在になっていた。つまり非常に重要な財源だったのである。

紀元前650年ごろから、アテナイ、テバイ、スパルタ、コリントス、アルゴスをはじめとする数十の小さな独立した都市国家は、文明と自然に関わる興味深い実験をはじめる。進取の気風に富むこれらの社会は、オリーブの交易の上に成り立っていた。というのも、マケドニア山脈から地中海の東の島々までは、岩だらけの乾燥した土地が続き、オリーブの他に育つものはほとんどなかったからだ。

オリーブはすばらしい植物で、大きく生長するまでに25年もかかるが、いったん実をつけるようになると、後は放っておいても毎年結実する。痩せた土地でもそれは変わらない。オリーブ園は、鋤で耕したり、植え替えたり、雑草をとったりしなくていいのだ。米作りのように手間のかかる灌漑水路もまったくいらない。オリーブは、ローコスト・ハイリターンの作物の代表格なのだ。おまけに収穫も、熟したころを見計らって木をゆさぶれば、あとは重力まかせだ。

オリーブには、もうひとつ、とっておきの秘密がある。収穫後に1ヵ月ほど日に干せば、皮に付着している菌類の発酵作用で乳酸が作られ、それが何カ月にもわたって、オリーブの実を自然に保存してくれるのだ。冷蔵庫もクーラーボックスも必要とせず、市場に運び、船で外国に出荷しても、腐る心配はない。オリーブの強みは、いったん発酵させて少量の塩水に漬け込めば、賞味期限のことはすっかり忘れてしまっていい、というところにある。

古今の歴史家は皆、古代ギリシアは西洋文明のゆりかごだったというが、その地にこの奇跡の果実が生えていなければ、話は違ってぃただろう。

じきにギリシアの人々は、オリーブを生活に欠かせない品々と交換するようになった。紀元前5世紀のペルシア戦争のころには、すでに100以上の都市国家が地中海沿岸を網羅する交易路をはりめぐらせており、オリーブは、エジプトの穀物や、スペインやイタリアで採れた鉄や銅などの鉱石、船の建造に欠かせないレバノンの杉などと交換されていた。

ミノア文明とミケーネ文明が崩壊した後、新型の鉄製の武器を携えた遊牧民一方言の違いからドーリア人、イオニア人、アイオリス人、アカイア人に区別されるーが、ギリシアや小アジア(トルコ)の西岸に住みつぃだ。彼らは紀元前600年ごろには、オリーブを栽培し、豊かな暮らしをするようになっていた。

交易に頼る生活と、手間のかからない作物という組み合わせは、ギリシアの人々が新しい暮らし方を試すことができた理由を教えてくれる。まず、交易を経済の基盤とするポリス(都市国家)では、おのずと高度な市場システムが発達し、それが豊かな富をもたらした。ポリスに暮らす市民は、必要な物資を得るのに、穀物や米や奴隷と交換するのではなく、硬貨で買ったり、ローンを組んだりした。彼らはオリーブのおかげで、当時、世界の他の地域の人々の大半は持っていなかったもの一自由な時間-を、たくさん持つことができた。その自由な時間と、交易で得た富を使って、彼らはポリスの建設にいそしんだ。

宇宙は無数にある?

2012年10月18日 | 1.私
『137億年の物語』より ビッグバンと宇宙の誕生

ビッグバンの直後には、さらに不思議なことが起きはじめた。途方もないエネルギーが放出され、このエネルギーがまず重力に変わった。重力は目に見えないのりのようなもので、そのせいで宇宙に存在するあらゆるものは、互いとくっつこうとする。それに続いて宇宙のもとになる、おびただしい数の粒子が生み出された。いわば、ミクロサイズの「レゴ」である。今日この世界に存在する物質のすべては、ビッグバン直後に生じたこの無数の粒子からできている。

それからおよそ30万年がたち、宇宙の温度が低くなるにつれ、これらの粒子(最も一般的なのは、電子と陽子と中性子)は互いに結びつき、わたしたちが原子と呼ぶ小さな塊になった。その原子が互いの重力に引き寄せられ、超高温の巨大な雲を作った。このような雲から生まれたのが、最初の恒星、すなわちビッグバンの名残のエネルギーが詰まった、巨大な火の玉の集団である。それらの恒星がやはり互いの重力に引かれて集まり、らせん状から渦巻状まで、形も大きさもさまざまな集団、すなわち銀河になった。わたしたちの銀河である天の川銀河(銀河系)は、ビッグバンのおよそ1億年後、今から136億年前にその姿を現した。銀河系は、巨大な円盤のような形--目玉焼きをふたつ背中合わせにしたような形--をしていて、時速約100万キロメートルという目のくらみそうなスピードで旋回している。

2001年に打ち上げられたアメリカの宇宙探査機「ウィルキンソン・マイクロ波異方性探査機(WMAP)」は、宇宙の起源に関する最新情報をもたらした。WMAPのおかげで科学者たちは、ビッグバンのこだまと、宇宙の全構成要素について、きわめて正確に測定できるようになった。ハッブルが天体望遠鏡で見たとおり、宇宙が今も膨張し続けていることも再確認された。それでもまだ多くの謎が残っている。

たとえば、宇宙が膨張するスピードが落ちているかどうかは、わかっていない。もしスローダウンしているのであれば、すべての恒星や銀河は、いずれ重力によって、巨大なゴムひもに引かれるように1ヵ所に引き戻されるだろう。そうなると、やがて宇宙は目に見えないほど小さな点に戻り、ふたたびその中のプレッシャーが高まって、もう一度、ビッグバンが起きるかもしれない。実際、科学者の中には、ビッグバンはこれまでに何百万回も起きていて、現在の宇宙はその最新の結果にすぎず、いずれまた粉砕され、新たなビッグバンが起きると考えている人もいる。

もうひとつの謎は、わたしたちの宇宙は、存在するただひとつの宇宙なのか、ということだ。近年、この宇宙は数多くのーおそらくは無数に近い一宇宙のひとつにすぎないとする説を支持する物理学者が増えている。次々にビッグバンが起きて、そのたびに宇宙が誕生しているというのである。そして、それぞれの宇宙は、固有の物理法則(重力の強さや、原子内の粒子にはたらく力など)を持つという。

このような「多宇宙(マルチバース)」論は、「この宇宙はなぜ、生命の出現を支え得る絶妙な物理法則を備えているのか」という問いの答えを提供してくれる。唯一の宇宙(ユニバース。ユニは「単一の」という意味)がたまたまそのような物理法則に恵まれる可能欧は限りなくゼロに近い。したがって、神による宇宙の創造を信じていない科学者にとっては、宇宙は唯一無二だと考えるより、異なる物理法則をもつ宇宙が他にも無数に存在すると考えたほうが理にかなっているのだ。

環境編で2015年から2030年に行うベース案

2012年10月17日 | 3.社会

政治形態
 地方自治
  地域での行動
   ①ゲーム化からコミュニティ化 ②Yes/Noボタン ③行動が主になる ④地域の強みをそのまま生かす
  本を読むこと
   ①本を読むことから始まる ②知識をためる ③行動につなげる ④知恵をためる
  ベルギーの場合
   ①地域でエネルギー戦略 ②地域で参加型の社会 ③図書館で移民教育を ④地域で重点項目を変える
  地域主体の認識
   ①行政は大きく、自治は小さく ②メリットを上げるものを中心 ③行政はお客様 ④地域コミュニティ連合
 国の役割
  国のバランス
   ①人と国との対立 ②その間にグループがある ③企業があり、行政がある ④
  ギリシャの場合
   ①国王を輸入 ②独力で独立を勝ち取っていない ③国民におもねく粉飾政治 ④国民につけを回す
  国をつくる
   ①国民に合わせる ②外難をいかす ③地域からつくる ④自分しか頼らない
  国という形態
   ①新しい民主制度を支える ②グローバルのグローバルを意識 ③過去の成功体験から抜ける ④国民の体質を変える
 政党
  組織を求めない
   ①組織の論理 ②選挙制度 ③権力争い ④天皇制度
  意見の一致
   ①価値観と意見の一致 ②人間の3つのパターン ③各自が意見をもつ ④議論する環境
  危機感の共有
   ①危機感をもとにした集合 ②政策でのシミュレート ③さまざまな対応方法の抽出 ④平和へのシナリオ
  考えと行動
   ①考える部隊は考える ②行動する部隊は行動する ③宗教の負けない行動力 ④選挙行動の高度化
 政治の未来像
  分裂した社会
   ①富の集中でできた資本主義の限界 ②99%を100%にする算段 ③多様な人間が多様に動き回る社会 ④個人の分化とコミュニティ化
  NPOの役割
   ①NPOの意味 ②市民へのアピール ③人的インフラ ④NPOが一番儲かる仕組み
  第四次産業
   ①ネットでの集中と分散 ②分配しない、機能としての政治 ③企業の分化 ④行政の分化
  GG=LL
   ①個人の意思で全体が変わる ②全体の意思で個人が変わる ③GGとLの関係 ④GとLLの関係

国際関係
 国という幻想
  異なる価値観
   ①EUの状況 ②全体としての意味 ③人口減少に対する移民 ④若者・女性を中心とする社会
  成功体験の結果
   ①国の総力で、追いつき、追い越す ②一人ぼっちの工業立国 ③日英同盟で第一次○、第二次× ④次の方向が見いだせない
  集団的浅慮
   ①太平洋戦争開戦時はビジョンなし ②現時点の民主政治 ③環境社会対応も企業任せ ④選挙が何の意味も持たない
  国に依存しない
   ①民主主義の基本の分配機能は停止 ②ロシアはエネルギーで繋ぎ止め ③中国はGNPでどうにか分裂を阻止 ④環境で民主主義そのもの変革
 国家関係
  移民問題
   ①人口減少への安易な対応の結果 ②イスラムとの付き合い方 ③地域への納税と同化 ④国家連合の範囲での対応
  国際介入
   ①アメリカの力 ②国の価値観を超える ③グローバルのグローバルに任せる ④GGは考えるのみ
  グローバル経済
   ①アメリカ支配は終焉 ②全体最適を選んで、資本投下 ③キューバ的なアンチテーゼ ④北欧の新経済理論
  環境社会
   ①GGで全体の押さえ ②Gは国家・行政で全体最適 ③Lはグループでの多様な行動 ④LLは環境社会への知恵と知識
 国家連合形態
  国家連合
   ①国は凸凹なもの ②価値観でつなる ③国の独立性を保つ ④thinkGG,Act Local
  EU・地中海
   ①EUはドイツ・フランス中心 ②中欧・東欧は対ロシアでまとめ ③地中海はトルコ・南欧・中東 ④北極海はロシア・北欧
  インド洋・シナ海
   ①インド洋のインド・インドネシア ②アフリカは観光と資源でまとまる ③イスラエルは一人ぼっち ④中国は分裂して、再集結
  米州連合
   ①米国はアメリカ大陸に縮小 ②中米は移民で米国の一部 ③南米はキューバモデルでの自立 ④ブラジル中心に新しい文化
 日本の行方
  日本の特質
   ①明治維新以降の集団性 ②太平洋線以降の公共性のなさ ③思考停止=集団的浅慮 ④過去を忘れる=蓄積できない
  シナリオA
   ①完全に遅れる場合 ②国際的に一人ぼっちの文化 ③第二の鎖国で人口減少の加速化 ④モノつくりの幻想のまま
  シナリオB
   ①今から動き出す場合 ②日本海同盟への参画 ③資源および領土の共有 ④中国・朝鮮との人のやりくり
  シナリオC
   ①他国より先に行く場合 ②世界の盟主として存在 ③コミュニケーション立国 ④あくまでも、ローカル中心

環境編で2015年から2030年に行うベース案

2012年10月17日 | 3.社会
社会インフラ
 地域インフラ
  自転車が主体
   ①自転車のための道はない ②電気自動車は補助手段 ③地域の駐輪場と貸自転車 ④公共交通機関の見直し
  車庫を地下に
   ①日本の土地を使う理由 ②公共の概念欠如 ③車を隠す意味 ④結果として、コンパクトな町に
  インフラの拡張
   ①社会インフラを変えるには ②道路行政との一体化 ③LANとWANの関係に ④地域から考えていく
  国民性を変える
   ①風景が変われば、雰囲気が変わる ②コンパクトな生活 ③独立しながら、共有の考え ④共有するメリットで自覚
 センサー
  電信柱をなくす
   ①中央から分配というやり方 ②先を見ない発想を戻す ③石畳での工事は人工がかかる ④物理的になくすシナリオ
  ローカルネット
   ①地域をカバーするLANの発想 ②LANの自主性 ③LANの連鎖 ④全体を制御するWANとの関係
  スマートの意味
   ①地域主体の柔軟性 ②企業・行政の取り込み ③将来への拡張性 ④グループ内で利益を得る
  環境社会の構築
   ①は欧州並みの社会インフラ ②経済体系はローカルから作る ③コミュニティ中心の政治形態 ④一人ぼっちの日本でやっていく
 車社会
  企業から変わる
   ①個人のエネルギーを企業につなぐ ②公共を作り出す ③商店街はコンパクトなマルシェに ④シェア車の提供と地下駐車場整備
  家と駐車場
   ①概念を変える ②風景を変える ③皆の議論から行動 ④コンパクトシティにつなげる
  車は邪魔です
   ①欧州の高速道路とレクサス ②乗り入れ制限区域の設定 ③駐輪場が流行 ④命の傍を駆け抜ける
  政治を動かす
   ①車の買い方 ②政治を動かす ③インフラ提案 ④メーカーの生き残り
 グリーン
  コンシューマ
   ①地域でロウテクのインフラ ②高所作業ではなく、管路工事 ③地域インフラをシンプルにする ④エネルギーの自給体制
  新しい働き方
   ①就職するという発想から脱却 ②半分は公私、半分は利益 ③誰でもできる形にする ④社会に穴をあける
  組織の分化
   ①一つの組織でいくつもの形態 ②上に対しては、一つを保持する ③下には多面的な対応 ④個人の分化を促し。受け皿とする
  自分でする意味
   ①多くの人が働ける仕組み ②グループでの自在な分配 ③個人の分化で専門化 ④周りを幸せにできる=非公平性

経済体系
 シェア社会
  公共の概念
   ①ヨーロッパでの公共 ②日本の醜い風景 ③会社の論理優先 ④
    シェアは公共の概念
    シェアはシェアは個人の方を変えていくしかない。公共の概念から来ます。経済のところでは、地域のエネルギーの問題ですね。地産地消という変な言葉ですけど。これとスマートセンサーの展開とは完全に同期化します。
    今の電信柱も関係します。実際、電気自動車にしても、太陽光発電も地域のエネルギーをLAN的に使っていくやり方です。要するに、個別に考えていても答えは出てこない。個人のお金が無くなるだけです。市民のお金が無くなれば、国債などへの投資会社から攻撃されます。新しいモデル、新しい姿を世界に見せるしかないでしょう。
  日本はバラバラ
   ①個人の従属性は組織だけで生きる ②個人所有の概念が強い ③それ故に中途半端 ④個人の意識から変える
  このままでは
   ①個人所有の限界 ②地域規模の圧力 ③個人財産の枯渇 ④一人ぼっちでいられない
  シェアの仕組み
   ①シェアの方が儲かる ②個人の幸せの追及 ③働くことの意味 ④日本人であること
 税制を地方に
  消費税10%
   ①消費税30%と10%の違い ②他国と比べて、安易な設定 ③どういう社会を作るのか ④グローバル税制は非効率
  グローバル税制
   ①大きなことに金を使う意味 ②皆の財産にはならない ③効率が悪い ④グローバルのグローバル
  地域で循環
   ①自力がベース ②労力・知恵での納税 ③地域貨幣の発行 ④全国展開のコンビニに課税
  インフラ競争
   ①地域で方針を決める ②図書館、自転車、エネルギー対象 ③競合と競争 ④総務省から図書館クラウド支援
 人を生かす経済
  自力で行う
   ①自分でやれることはやる ②グループが分化して、個人に対応 ③多様な専門家を育てる ④行政・大学から講師を派遣
  ソーシャル活用
   ①道路行政などの業務 ②雇用を生み出す ③地域インフラの構築 ④バーチャル・コミュニティ
  第三次産業
   ①モノつくりでは労働力吸引は不可 ②第三次産業の仕組み ③サービス人とされる人 ④付加価値の作成
  グローバル支援
   ①システム的な支援 ②自由なローカルの活動保障 ③クラウド的なアプローチ ④全体としての利益
 循環
  サファイア循環
   ①ローカルとグローバルの循環 ②グローバルに向かって、提案 ③提案型経済 ④ファシリテーションの展開
  公共性
   ①シェアを保証 ②日本の意識とメリットの変換 ③企業の意識を所有から変える ④都市から地方への人の移動
  地域と国の構造
   ①国は全体効率追求 ②クラウドサービス提供 ③地域ごとの利用方法 ④共有化と国への提案
  それぞれ自立
   ①メーカーとしての新しいメリット ②行政のコンパクト志向 ③グループが行政から自立 ④個人は分化して、各方面展開

2050年の環境社会

2012年10月16日 | 3.社会
2050年の環境社会

 2015年から2030年までの環境社会で行うことのポイントをハッキリさせます。

 第10章で2050年の社会でのGG=LLのネタが足りません。どんどん、事実を拾ってこないといけない。GG=LLは存在と無との関係だから、難しいのは確かです。

 これだけつながってくると、ちょっと、やばい感じです。これは誰が実現するかを考える必要はないけど、考えだけはまとめていきましょう。

 2050年のコンパクトシティはシェアが中心になります。公共性を日本の中に入れ込むことです。2030年前に準備しないといけない。そういうものを集めて、第10章にしていきます。そのためには、本を読んで、海外の見聞も必要となります。ここまでではダメだとか、福島で変わるべきものだとか、その思い込みが必要です。

コンパクト化

 実際、行政がやっているのは、コンパクトシティにしても、街中にマンションを作るだけではどうにもならない。シャッター商店街を活性化にして、そんなところでやってもしょうがない。

 商店街はコンパクトに人がいるところにマルシェを作っていけばいい。当然、駐車場は最低限を地下か屋上におけばいい。そのマルシェをどうつなぐかだけです。

富山の成功事例?

 富山の成功事例というけど、LRTが中心になっている。電柱とか駐車場がどうなっていくかは、次に行くときに見てきます。行政主体になっている感じです。もっと、企業が参画して、次のカタチの志向をしていくことです。

 富山には、考えるための地域の塾があります。そこにも考えられるように提案できるかどうかです。LTRのような交通網とか、みんな集まって住むよりも、コンパクトに分かれて住むことのメリットを将来にわたって、見渡せるかどうか。

 富山には背景として、立山連峰があるのだから、自分たちの風景を変えていく。連峰に電信柱は邪魔です。

 地域の地産地消エネルギーをどう持ってくるのかは大きな問題です。だけど、自分たちで作るしかない。富山湾とか黒部とか作ることを考えないといけない。

 Hも自分たちも含めて、富山をコンパクトシティに変えるのかの問題意識を持たないといけない。自分たちの総合力を発揮すると同時に、コミュニティと連携していくことです。

環境社会でのポータルの役割

 環境社会で、ポータルがどういう役割を果たすのか。これは人が発言すること、その重要性、そこで動き出せて、自分たちの意思をハッキリさせること。それがエネルギーになること知るということです。それをメーカーから地域コミュニティに渡していけばいいんです。

目立たせること

 今までは、目立たないものを目立つようにしていく。これは山梨にも言えます。あまりにも、目立つものがない。目立たないことを特徴にしていてはダメです。今こそ、ローカルから変えていくときです。

研究開発部署でのR&D

2012年10月16日 | 5.その他
コンパクト化のために

 コンパクト化のために、メーカーの果たす役割。

 行政は自分たちをコンパクト化させて、それを展開させている。その中で商業などもコンパクト化させます。固めていきます。セブンイレブンのドミナント制ではないけど、展開に方針を持たせます。なるべく、移動のために、車を少なくする、使わなくする。使うときは最低限のシェアです。

 スマホでのコミュニティ化も重要です。そうでないと、スマホの意味が無くなります。

研究開発部での役割分担

 そこで、思い出すのは、私が研究開発部署に異動した時に、同じような状況でした。部の単位でのシステム部署は不要だから、電算部に吸収させるという案が進んでいた。

 あとで考えると、私が呼ばれた理由もその一端でした。技術院と一緒になって作ってきた実験電算を渡すという案です。私は事務電算から、まるで畑違いの技術の最先端にやってきた。

 当時の次長はネットワークとか対応組織を作ってきたので、システムしか分からない連中に渡したくない、という思いでした。

 私がやったのは、実験電算自体を見直して、実験者が何がほしいのかを見つけることです。そのために、実験計画書を半年かけて、分析しました。そのあとに、技術者とR&Dを作って、半年間、議論とシミュレーションを行いました。システムを作ることではなく、実験者の環境を作ることです。

 その努力は報われました。成功の理由はR&Dのメンバーで決まった。その後のハイブリッドの父と電気とエンジンをつなげるロジックを作った人が核になっていた。すごいメンバーです。

マルシェの発想

 商店もマルシェにする。それで多くの人が、自分の自主性で働けるか。インフラは共有にして、バスなどを共有させます。今のように、商店が野放図に並んでいるのは、非効率です。

地方に税制を移すこと

 税制を地方にするために、大きいお金の使い方と小さいお金の使い方で、地方で循環させること。地域のエネルギーと知恵が使えます。

 地方でのインフラ競争が必要です。地方財源を使って、自分たちの優先順位を決めている。図書館をやるのか、道路をやるのか、エネルギーに使うのかを競い合って、それぞれが真似していくことで、効率的なものにしていく。

 そこでの共通項目について、たとえば、図書館クラウドなどは総務省あたりにやらせればいいです。

 地域で循環するときは、市役所にすべて任せるのではなく、道路工事にしても、自分たちでやれることはやる。そのために、インフラは皆がよってたかって、やれるように仕組みにしていく。お金を納める替りに、そういうことをやっていくという制度とか、地方貨幣などを導入していく。

 コンビニなどの全国展開して、地元の住民に影響を与えているところについては、課税します。外から入ってくる連中からお金をもらいましょう。ベースはお互い様です。

生態学における特攻

2012年10月15日 | 3.社会
『生態学のレッスン』より

どの種においても、「殺人をしてはいけない」という行動様式が、構成するすべての個体の脳の中に組み込まれており、「種内で殺し合いをする種はいない」と、古典的動物行動学は結論づけていた。この考えは、「殺人」を「悪」と規定する人間社会の倫理観には違和感なく受け入れられている。

殺人犯は「脳の中に組み込まれているはずの平和主義の回路が切断されている」障害をもった人問なので、いつ何時人殺し行動に走るか予測できない。したがって、彼らをのさばらせておくことは危険で「〈本人ではなく〉人類の生存にとって不幸」であり、このような「行動遺伝子」をもつ人間は、人類社会から排除すべきであるとまで、ローレンツらの主張は発展・暴走した。なお、大量殺人者は「勇敢な善人」なので勲章をもらえることになっているが、この場合、戦争相手国の人間を「鬼畜米英」とか「ジャップ」と呼ばせ、同種内の個体ではなく「別種」とみなすようにマインドコントロールして、「種内の殺し合い」という罪の意識をもたせないようにするらしい。

「平和主義の動物たち」というような解釈は、意識的であろうと無意識的であろうと、動物の振る舞いを、人間の社会的振る舞いと対応させながら解釈する素朴な思考方法である。動物の振る舞いの知識が増えるに伴い、その振る舞いの記載に人間の振る舞いの言葉をあてはめざるをえなくなった結果、人間の振る舞いとの対比はますますさかんとなり、その対比を行なう人々の所属する文化の倫理観が、さらに色濃く反映されるようになってきた。「一寸の虫にも五分の魂」や「やれ打つな、蝿が手をする足をする」は、生物学的には首をかしげても、擬人化した行動記載としては微笑ましいものである。

群れ生活をする動物、とくに哺乳類では、一頭の雄が複数の雌を率いている場合が多い。雌たちは彼によくなつき、彼にかしずき、彼の子どもを産み育てているかのようにみえる。彼は雌たちをよく統率し、体を張って雌と子どもを外〈敵〉から守るので、怪我を負うことすらあった。このような「動物家族」の振る舞いの記載を、「雄」を「男」に、「雌」を「女」に置き換えるとすれば、複数の女性にかしずかれて宮殿に住むようなアラビアンナイトの甘美な世界が想像され、世の男性の羨望の的となるかもしれない。しかし「体を張って」という意味を知ったときに、その羨望は急速に萎んでいくことを保証しよう。

群れ生活をする小動物、とくに昆虫類では、体が小さいので「体を張る」ことは、死と隣り合わせである。それをいとわずに彼らは仲間を守ることが古来知られてきた。そして、その極端な例が「社会性昆虫」といわれるアリやハチの仲間である。彼らの社会はカースト制であり、女王がいてワーカー(労働者)がいた。そもそもこの命名法がまちがいの出発点である。

確かに、「女王」雌は「ワーカー(雌)」にかしずかれ、巣の中にデンとしているだけなのに対し、ワーカーは、せっせと食糧を集め、巣内を清掃し、外敵と戦えば傷ついて倒れていく。雄は、たいてい女王のまわりでうろうろするだけで、ワーカーの仕事は手伝わない。しかしよくみれば、女王は交尾飛翔とコロニー創設時以外はほとんど巣の中にこもって「産卵機械」と化し、「この広い世界いっぱいに咲く花」を満喫することはないので、人間の女王の生活とはまったく異なっている。雄は交尾さえしてくれればもう用なしとなって、巣から追い出され、野垂れ死にする運命しかもっていない。そして、ワーカーは人間の労働者のようにあくせく働き、搾取されているかのようにみえる。

一つの巣を一つの国と考え、女王様がいて労働者階級がいるとすれば、女王様のために臣下が犠牲になるのになんの不思議もなかった時代が人間世界の歴史にはあった。今でも、「(**のために)祖国の英雄となれ」といって国民をはやし立てている国はいくつでも名指しできる。「一寸の虫でさえ女王様のためにわが身を捧げることができる」のだから、人間なら……。

セイヨウミツバチのワーカーによる自己犠牲は有名である。巣の蜜を略奪にきた大型哺乳類に対しての特攻隊は、昔の人たち、とくに権力者を歓喜させたらしい。今では、針の先が釣り針のように返しがついているため「いったん刺したら抜けない針」と「千切れた腹から出る警報フェロモン」が、結果としてワーカーを特攻隊員にしてしまうメカニズムの主要因であることがわかっている。しかし、それにしてもワーカーは「(チの一刺し」で死んでしまう。彼らは「護国の鬼」となって巣を守り女王様を守るために〈言い含められ、檄を飛ばされ〉水杯を受けて特攻出撃したのだろうか。

「そうではない」と生物学はいいたかったようである。もし自己犠牲が、巣のため世のため人のためならば、「愛の動物界」には自己犠牲を行なう個体をもつ種がもっとたくさん進化してきたに違いない。ところが、このような種は動物界の異端児である。

パートナーの先行き

2012年10月15日 | 5.その他
GG=LLの意味するもの

 GG=LL、この方程式。これはヒアリングで得た、三段ループそのものです。

 答えとしては、お客様の心とメーカーがつながることを意味します。お客様が変われば、メーカーが変わる。メーカーが変われば、お客様が変わる。

 表のロジックはあくまでも、Hとかスタッフを通します。だから、三段ループ、本当は多段ループです。

 上に運ぶために、コラボレーションがあり、それを戻すために、ライブラリがある。ここまでは3年前にロジックはできています。今回、ポータルのコミュニケーション・ツールとして、コラボレーションと多様ライブラリの二つがあることは意味があることです。

私の起源

 137億年の歴史の本には宇宙の起源とか、人類の起源は書いてあるけど、私の起源は書いてない。この意識はどこから生まれてくるのか。

存在と無の数学的な意味

 究極にすると、状態になります。無限大とか、極小とかと同じです。その意味では、∞×1/∞=1です。こうはならないですね。0=1になる。これは無と存在です。

パートナーの先行き

 パートナーの先行きが見えてきました。あえて、何も言いません。パートナーが言って来たら、それに応えるだけです。

 まあ、一番は、あのおちょこちょいです。あれに掛かったら、どうなるかわからない。それはどうでもいいです。

 半年前の5月も、去年の12月にも、存在を諦めているので、この状態には慣れています。自分の身の振り方も分かっています。Oには渡せないです。Gは誤解しているけど。Oは裏の存在です。今までも、今後も。それに比べて、パートナーは表の存在です。本人がそれに気づくことはないでしょう。

 先週の心変わりは、それで説明できます。本当に疲れる。組織は従順でありたいという思いが強すぎる。組織を超えている存在なのに。

Sの身の振り方

 パートナーの異動が気になって、Sにそれとなく打診した。異動は何も決まっていない。それよりも、S自身の身の振り方が気になっているようです。

 その時に、電算部は1年半、何もやっていないと言っていた。だから、電算部はいらないことを強調していた。電算部にすべて渡すか、電算部をつぶすかに来ているという認識です。

Oの幸せな役割

 ポータルでのOの役割はシステム会社と一緒になって、部品つくりしているが幸せです。企画とか運用はパートナーでないと無理です。

おっちょこちょいにかき回されている

 しかし、Gのおっちょこちょいには参ります。偶々、聞きかじったことを言っているだけです。パートナーが吟味して作った資料を説明したことに、訳の分からないことをかぶせてきます。意味がない。

 パートナーの異動に関しても、おっちょこちょいの典型です。こういう時は、Sに聞くのが一番です。人のことよりも、S自身のことが乗るかそうかです。

新しい民主主義

 新しい民主主義は個人所有の限界を感じて、そこに公共の概念をいれる。

本を超えた。自分で考えるしかない

2012年10月14日 | 1.私
自分で考えるしかない

 本からの知恵に頼れなくなった、今は自分で考えるしかない。そうしないと先に行けない。そのための未唯宇宙です。どうしたら、考えられるかをまたしても考えます。

 いつも、それについて、考えていれば、考えられるのか。跳ぶにはどうしたらいいのか。

 冬になると、布団から出られない。出れるように準備しましょう。それと、布団の中で考えられるようにします。

 とりあえず、その日のスケジュールをハッキリさせましょう。常に考えていること、自分に納得させましょう。寝る時間をどう使っていくかです。この最近は、その実験を行っています。

 考えるネタは、未唯空間上にいくらでもあります。それぞれが意味あるモノです

 重要なのは考える方法です。いかにローカル化して、それを自由に動かして、グローバルでつなげていく。このやり方で、分化させていくことが、次の社会です。

 歴史自体の考え方もこれに従えばいいです。これは数学で理論化されている。その理論もハッキリさせます。考え方は逆かもしれない。この理論を証明するために、各ジャンルで事例を作っている。それ事例から理論を高度化している。

サファイアの考え方

 カシオのデジタルカメラの考え方がそういう方法になって、新しい世界をなっています。インターネットの世界もグループの作り方もこれになっています。あまり統一すると、取り締まられます。

パートナーのポータル

 とりあえず、第8章のポータルのところで、この繋がり方を確認します。それなら、パートナーの仕事に生かせます。

 一番は、多分、風景を変えることでしょう。今は、勝手にやって、大雑把な風景になっている。それでより多くの人間が、それぞれの能力を活かせるような世界をつくること。

 2050年には、コンパクトが感じられるようにしていく。コンパクトとは、数学でいうところの、開であり、閉である空間を作って、それをつなげていく。

 トポロジーでコンパクト性が出てくるのは、こういう世界を作ることなんですね。ローカルであり、グルーバルであるものを組み合わせていく。組み合わせは自由です。全体の統一は取れます。

 社会から見た時のポータルを明日の11時までに考えます。コミュニケーションの部分は個人との関係です。

GG・LLの世界

 グローバルであることと、グローバルでやることを分けてやります。さらに、進化させて、GG・LLです。ローカルであること、さらに分化させていけば、個人は堂々と、多様化できます。

 国とか県の範囲だけで考えるのではなく、超国家などを考え出して、国とか県をローカル扱いにして、中途半端なモノとか、余分なモノを取り去っていく。それがGGの世界です。

 EU的なモノとか、インド洋圏経済圏などもここから出てきます。その時の弊害は、ローカルとローカルをいかに動かすかです。LLが変われば、GG、つまりEUの方向が変わることをイメージしています。

 ギリシャをEUの枠の中に押し込めるのではなく、ギリシャに新しい方向を見つけさせて、その方向にEU自体を合わせていくということです。当然、ドイツ・フランスとは異なる方向をやりながら、全体として、整合性を持たせます。

 これなら、わざわざ、ギリシャをトルコを盟主とする地中海連合にわたなくてもいい。もしかすると、トルコとというグローバルとEUというグルーバルの上に超国家を作ってもいいけもしれない。

未唯空間のシートで考える

 未唯空間の各ジャンルについて、GG・LLを付け加えた、第10章を絶ちあげましょう。まだ、自信はないけど。布団の中でも、未唯空間のシートさえあれば、イメージ化できます。

 今日の駅前スタバでは、8章と9章です。未完成な方を先にやりましょう。まだ、ネタにしただけで、項目も埋まっていません。

街で公共を感じない

 ヨーロッパの街で感じたような、公共を感じない。道路がこんなに汚いのは、公共がないからでしょう。それが問題視されていない。図書館みたいな当たり前のものも理解されていない。

 コンビニも、それぞれが大きな駐車場を持っています。あの空間は日本全体からすると、どれほどのものなのか。ほとんどは空いているし、300m以内のお客様相手なら、徒歩とか自転車で十分です。

 お金になればいい。アルバイトに対しても、そういう態度で接しています。日本として、若者を育てるという感覚はない。ドイツの若者は教育のために接している。

 これは、戦後の第一次産業から来ているのでしょう。戦後の土地の分割の時に、公共を考えずに、配ってしまった。その農地を勝手に住宅地にすることで、儲けた人たちが多く出た。勝手にしていいんだ。その後に、当り前のように、バブルが来ました。

 交流館とか図書館とかをもっと、進化させないといけない。公共を実感させるために。それがシェア社会のベースになります。