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豊田市図書館の28冊

時間が勝手に経っていく。なかなか、追いつけない

 時間が経っていきます。今、何を得たかが問題の時になっています。

 28冊読んだけど、残すモノがない。新刊書と感性が違ってきたのか。世の中とも。これは食べ物も女性も一緒です。ずれています。

組織の分化

 人の分化を考える以上、政党とか組織の分化も考えましょう。既存の色々なモノを分化をさせていきましょう。つまり、ローカルにして、グローバルから制約を付けるという、サファイアの考え方を組織に適用させます。

GG・LLの意味

 Lは、本来、離れれると思っていないものを離す。個人、家族、組織を分化させる。Gに関しては、その上がないと思ったものの上にモノをつくる。

 理論化しましょう。明日は本はいいです。手につかない。

豊田市図書館の28冊

 昨日は、4時過ぎに図書館に到着。やはり、第2週は新刊書が豊富です。

 予約本『137億年の物語』を含めて、28冊、借りました。土曜日中に片付けた。本が手に馴染まない。未唯空間の方が気になる。

 3階のカウンターで予約本を受け取っていたら、エコットでの知り合いの女性に合いました。

 エコット立ち上げ時の派遣さんです。話が合う人です。

 来週のエコトークに来るということで、私も行くことにしました。

 209『137億年の物語』宇宙が始まってから今日までの全歴史

 290.91『ナショナルジオグラフィック 冒険・探検の世界』

 369.31『鎮魂と抗い 3.11後の人びと』山本宗補フォトルポタージュ

 557.78『海図の世界史』「海上の道」が歴史を変えた

 336.4『なぜあなたは、間違った人を採ってしまったのか』

 686.53『進化する東京駅』街づくりからエキナカ開発まで

 425,1『「シュレーディンガーの猫」のパラドックスが解けた!』生きていて死んでいる状態をつくる

 539.09『原発とメディア』新聞ジャーナリズム2度目の敗北

 002.7『手帳活用パーフェクトBOOK』

 410.9『公理と証明』

 507,2『「ネットの自由」VS.著作権』TPPは、終わりの始まりなのか

 498.58『砂糖をやめればうつにならない』「うつ」と診断された、その症状もしや「低血糖症」では?

 480.76『沖縄美ら海水族館が日本一になった理由』

 910.26『十津川警部とたどるローカル線の旅』

 293.39『アイルランド紀行』ジェイスからU2まで

 392.53『勝てないアメリカ』「対テロ戦争」の日常

 913.6『宇宙へ』

 297.8『アグルーカの行方』

 302.38『デンマーク流「幸せの国」のつくりかた』世界でいちばん住みやすい国に学ぶ101のヒント

 210.1『なぜ、アジア太平洋は一つになれないのか』NHKさかのぼり日本史 外交篇[1]戦後 “経済外交”の軌跡

 367.61『子どものための『ケータイ』ルールブック』

 302.53『フロリダレポート2006~2008』JOI体験記 アメリカ あんなこと こんなこと

 A595『究極のラーメン2013 東海編』

 539.09『フクシマの正義』「日本の変わらなさ」との闘い

 910.26『スリリングな女たち』

 913.6『アルカトラズ幻想』

 230.4『中世ヨーロッパの戦い』

 910.26『この警察小説がすごい!』発表!歴代警察小説BEST20!
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デンマーク 外国人排斥の傾向

『デンマーク流「幸せの国」のつくりかた』より

増える外国人

 海に囲まれた島国・日本は、外国人の割合が大陸の国々と比べて極めて少ない。在日韓国、朝鮮、中国人などを含めても在住外国人は2%に満たない。一方、デンマークでは、外国人が国民に占める割合は2010年1月時点で9.8%。日本でいえば、東京都の人口が丸々外国人という計算になる。日本よりもはるかにモザイク国家なのである。

 2005年にヨーロッパやアラブ社会で騒がれた「ムハンマド風刺漫画掲載問題」を覚えているだろうか。イスラム教の開祖・ムハンマドの風刺漫画をデンマークの日刊紙「ユランズ・ポステン」が掲載した。ムハンマドが頭に巻いたターバンを爆弾にみたて、イスラム教徒の過激派を思わせるような内容だった。

 ところがイスラム教では、偶像崇拝を禁じているため、ムハンマドを描くことはあってはならない。かつ開祖を馬鹿にされ、イスラム教徒全員がテロリストだといわんばかりの内容に、アラブ諸国をはじめとするイスラム教徒が猛反発した。これに対してデンマーク側は、「報道の自由」を主張して一歩も譲らず、対立が激化した。

 実はこの問題の根幹には、デンマーク国内で増え続けるイスラム教徒との衝突がある。デンマークは国教をキリスト教福音ルーテル派としており、国民の約80%が国教会のメンバーとして教会税を払うキリスト教国家。一方で、1960年代の好景気は労働力を必要とし、移民を奨励した。

 当時はトルコ系が多かったが、その後は中東からの移民が続き、その結果、国内には現在、2、3世も含めれば約20万人のイスラム教徒がいるとされる。これは人口の3.6%に相当する。少々強引に日本にあてはめれば、福岡県の住民(約500万人)が全員、イスラム教徒という異文化の外国人という計算になる。

 また、迫害などの理由からの難民の受け入れをデンマークはこれまで継続的に続けてきた。小国の国際支援という側面もあるが、純粋に博愛の意識が強いデンマーク人の人道的支援の意味合いも強い。

 2001年には6263人に難民としての滞在許可を出したことがあるが、2004年からは1000人台で推移し、2009年には1376人に出した。2007年までにデンマークが受け入れた難民の数は10万6000人にも及ぶ。

排斥の傾向

 手厚い支援を受けられるとはいえ、移民や難民は、言葉や文化の違いから、仕事にはなかなか就けず、貧困にあえいでいる。その結果、犯罪に走る者もいる。人口に占める西側諸国以外、つまり中東やアフリカなどからの移民の割合は6.9%。しかし、国内の全犯罪に占める割合は10%を超える。一般のデンマーク人よりも犯罪にかかわる割合が高いことになる。特に西側諸国以外からの移民で犯罪を犯した者の45%が難民本人かその家族という。

 難民や移民が多く暮らすエリア「ゲットー」が大都市を中心に国内に29か所ある。そうしたエリアを拠点として事件がしばしば発生しており、犯罪の温床ともなっている。

 背景はどうであれ、犯罪にかかわる移民や難民の増加は世論にいい影響を与えない。金銭的負担と文化的衝突に、移民への否定的な世論が後押しし、近年では、移民・難民に制限を加えることを訴える極右政党「デンマーク国民党」が支持を得ており、国会で第3の勢力となっている。

 最近の傾向として移民や難民を制限する方向で進んでおり、その余波はあらゆる外国人にまで及んでいる。たとえば、外国人がデンマーク人と結婚してもすぐにデンマークでは永住ビザを取得できない。

 2010年6月に導入されたポイント制では、永住ビザ申請には100ポイントを満たす必要がある。そのためにはまず、デンマークに4年以上暮らし、過去3年以内に最低2年半就労するなどの条件を満たせば70ポイント。次いで、デンマーク語試験に合格したり、過去4年半以内に4年以上デンマークで就労するなどしていれば15ポイント獲得。

 さらに、「積極的な市民」であることをみせて15ポイント獲得で100ポイントとなる。「積極的な市民」になるには、地域のサッカークラブのコーチや学校理事会の理事などを最低1年務めるか、「市民権テスト」に合格すれば同じ15ポイントを獲得できる。

 だが、デンマーク人と結婚しながら就労期間が足りなかったり、繁忙な仕事のために「積極的な市民」になれずにポイントを満たせないまま永住権が取れない者も多く、ポイント制には批判の声が強かった。

 2011年10月に政権が交代。移民によりやさしい社会民主党などの現政権は、2012年3月に廃止を決定。永住ビザは今後、より容易に取得はできるようになるとみられる。それでも語学力や滞在年数などの一定の条件は満たす必要があり、決して他の国のように簡単には取得できない。
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