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未唯への手紙

未唯への手紙

本当に窒息しそうです

2007年11月20日 | 7.生活
未唯へ。この会社は窒息しそうです。その原因はわかっています。先が見えていないからです。どういう状態になって、それに対して、自分たちがどうしていくかが見えていないからです。

だから、ネットワーク関連会社も動けない状態です。まあ、経営層がなっていないのは確かです。核が方向を失うと、こんな感じになっていくのですね。

なにしろ、今回のポータルにしても、販売店のために行っているという観点がすっぽり抜けています。電算物件になったとたんに、マーケティングに興味がない人のみになってしまった。彼らにはお金しか評価基準がない。

また、そういう連中を慮って、色々な資料を作ったり、ロジックを作ったりする輩がいます。そういうのに限って、この資料がないから、来週とか、来月とか延ばします。その時になると、役員のスケジュールがないから来年になります。

久しぶりに歓送迎会に出席しました。派遣法関係で8人ほどが出るということです。奥さんからお金をもらったので、6時半の開始時間ぎりぎりに行きました。なのに私一人しかいません。いつもそうです。来なきゃよかった!

端っこで、もたれることができ、外向きの席に座って待っていました。孤立と孤独が味わえます。本を読んでいたら、ある女性が「あちらは花がないから、私が行きます」と言っていました。世阿弥の「花伝書」にもあるように「秘すれば花」。自分から花と言うな!

出る人のあいさつの中で、「一番嫌いなものは、自分が携わったシステムであり、その関係者だ」と言っていました。同じようなシステムを続けてはいけません。自分の中の思考と知恵を拡大するためにも、別のジャンルに行かないと。そんなことを端っこで思っていました。私は10年ごとに部門・ジャンルを自分の意思で替えてきました。それは私の中の誇りです。

宴会には慣れません。いつも後半間際までは、話す相手はいません。最後になって、お気に入りの女性が気を使って回ってきてくれて、最後まで一緒に居てくれました。NAKさん、KAWさん、MIYさん、MIYさん、ありがとうございます。女性に気を使わせたくなかったので、途中退席しました。

あと半年は宴会には出席できそうにもありません。出かけていって、始まるまでの、あの空気を思い出すと吐き気を催します。この地球の宴会にはなじめない。(μ)

もう、Sa-ライブラリはやめましょう、と言っています

2007年11月19日 | 5.その他
未唯へ。この会社のやり方にμが完全に頭に来ています。ケチをつけるだけで、前に行かせない。この会社を助けるために、何年もかかって積み上げてきていることにまるで理解がない。もしかすると、周辺の人間がそれを演じているだけかもしれないが、それを任命しているのは会社です。

そんなことのために、時間を使うことには耐えられません。だから、止めましょう。やめた時にどうなるかをμが考え始めています。

衛星を続ければ、いくら持っても、2009年までです。単に器材の耐久だけでなく、運用面で維持できなくなります。衛星はメーカーからの配信しかできないから、販売店からの大量データの配信を個別のネットワーク上で行うしかできません。衛星では、我々のSTBが使えないから、個別のユーザーがオンデマンドで行おうとします。当初は快適ですが、じきに帯域争いと時間争いなっていきます。何しろ、全体をコントロールする仕組みがないのですから。

メーカーからの配信もDVDでのやり取りが急激に増えていきます。ナビのように、容量がアップするものもあるし、映像コンテンツも容量がアップしていきます。これはインターネットの世界では当たり前です。衛星ではカバーできません。だから、発信者の論理で“とりあえず、DVDで”の送付になります。

衛星配信そのものの機能にも限界が出てきます。衛星配信では全国のSTBの中身を把握できないので、うまく使われているかが分からない状態になっていきます。そのために、DVDでのリカバリ-の連続になります。近くのSTBにコンテンツがあるけど、結局、ヘルプデスクからの1週間かけて、店舗の人の運用でリカバリーすることになります。

これが、会社が望んでいる運用です。私が衛星通信を企画したのは、B-B-Cで店舗からお客様へのアピールを行えるようにしたかったのです。7年経って、インターネットの世界では当たり前になってきたけど、イントラでは、それらのニーズを無視しています。だから、衛星そのものがいらないかもしれません。

今は、東富士の時にKAT重役に抱いた感覚に近づいています。これはヤバイです。あの時もμが私を支配していました。そんなつまらないことで、未来を潰すのか! あの時はKATさんの譲歩で東富士は救われましたが。

言いたいことが言ったら、無責任と言われました。(μ)

老健に行ったけど、全然やる気ないですね

2007年11月18日 | 7.生活
未唯へ。明日、おばあさんは有料老人ホームへ引越しです。老健も最後だから、様子を見にいきました。金曜日に行ったけど、ずっと寝ていましたので、そのまま帰ってきました。

13時に部屋に行った時には起きていたけど、すぐに寝てしまいました。家を壊してもいいと言ったのは、自分のくせに。なるようになると言うだけです。寝ているだけです。ここのところ、いつもそんな状態です。なるべく行かないようにしよう。

午後から、実家の整理に行かずに、部屋で本を読んでいました。昨日・今日で20冊片付けました。520ページの『ヒットラー』もあり、かなりの時間を読書に使いました。

今日、一番気になったのは、『アメリカを屈服させた北朝鮮の力』312.21パクです。「先軍政治」で北朝鮮はアメリカに勝ったというトーンを貫いています。この時点で、よく日本で発刊できたというのが率直な感想です。

「はじめに」の一部を掲載します。
 人類解放の大河は、自己の流れに沿って違うことなくとうとうと流れている。
 北朝鮮は、二〇〇六年七月五日に七基のミサイルを発射し、同年一〇月九日には核実験を成功裏に行って、世界政治に大地震を引き起こし、米国の一国主義や一極支配に破綻と没落の突破口を切り開いた。
 社会主義の唯一の砦である北朝鮮は、金正日委員長の指導の下で先軍政治を行い、国の国際的な地位と威信は日増しに高まっている。
 北朝鮮に対する帝国主義勢力の執拗な孤立圧殺政策の鉄条網が切断されるにしたがって、内外の分裂勢力の反統一攻勢は破綻をきたし、三千里江山に我が民族同士の時代、六・一五自主統一時代の熱風が吹き込んでいる。
 今日のこのような沸きたつ時代を迎えて北朝鮮は、二一世紀の政治方式である先軍政治を高く掲げて勇気百倍、社会主義強盛大国を打ち建てるために総力で突撃戦を繰り広げている。・・・
 今日、世界の進歩的な人々は、唯一の超大国を自認する米国の世界戦略である一極支配の企てが、なぜ失敗の泥沼へと転落せざるを得なかったのかを解き明かそうと努めている。
 その秘訣はいずこに? これを解きすすめて行く過程で筆者は、金正日委員長が打ち出し繰り広げている先軍政治に行き着いた。・・・

これらは完全にローカルな論理です。人を地域に縛りつけた上での論理です。ローカルmeetsグローバルが必要です。

フロー中心の世界観が「もったいない」の極意

2007年11月17日 | 7.生活
未唯へ。あなたはさまざまなマンガが持っていますね。ノブ君のマンガを売って、かんり儲けたと聞いています。モノはどんどんなくしましょうね。

もうじき壊す実家に我が家の不要になった物資の運び込みを行いました。5台の自転車、3台のテレビ、物干し台を運び込むのに、苦労しました。それにしても、おじいさん一人で、30cm動かすのでも大変なコンクリートの塊のような物干し台を持ってきたもんだ。まあ、おばあさんから命令されたからでしょうけど。

後半になって、台車を使いました。エジプトではピラミッドの石をコロを使って、ナイル川から移動させたという、彼らには知恵には感心します。私はなかなか思いつかなかった。

この一連の家の解体の経過を見て、奥さんも溜めておいてもしょうがないという気持ちになっています。私がクレーンで取ってきたフィギャーに対しても、「ごみを増やさない」と文句を言っていました。

「今あるものが全て」という世界観を基本とすれば、エコも進むような気がしました。家庭でも「蓄える」ことを基本ではなく、「フロー」を中心とした世界にするのが、本当のリサイクル世界になります。服にしても、靴にしても、1年間使わなかったら、循環させればいい。クルマもパソコンも循環することを基本にして、偶々、自分の所にあると思えば、この地球もシンプルになるのではないか。

偶々、生まれた地球に、偶々、訪れた私としては、無形のものを得るだけで十分です。それにしても、部屋の中はごちゃごちゃしています。改めてシンプルにしましょう。まずは、自分の部屋から始めないといけませんが、実家の物置と我が家の居間からの撤収してきた荷物で一杯になっています。

とりあえず、デジタル化できるものはデジタル化して、捨てましょう。去る時は身一つだから。その時に、奥さんは私のものをどんどん捨てるでしょう。残るのは、「未唯への手紙」だけです。ネット上において置けば、まわりまわって、伝えたい人に届くことを祈っています。

この最近、「もったいない」という言葉をテレビのCMで聞きます。本来の「捨てるのはもったいない」から、有効活用しましょうではなく、高機能をテレビに「低機能のDVDではもったいない」から買い換えましょう、というものです。エコを商品化する発想そのものです、本来は高機能のテレビがもったいないのです。

世界歴史にもサファイア循環を適用できます

2007年11月16日 | 4.歴史
未唯へ。あなたは「世界歴史」に興味はありますか。私は大学に入学した時に、紛争の真っ最中だったけど、岩波講座「世界歴史」が発刊されるのを聞いたので、定期購入の契約をしました。今、考えると、「よくお金があったな~」ということと、なぜ、「世界歴史」だったのかという気がします。過去の雑記帳には「大学の時に「世界歴史」を買ったのはなぜか? 関心があったのでしょう」と書かれています。

「未唯への手紙」の歴史部分がなかなかまとまらない。『ブローデル歴史集成』3巻を通読して、歴史認識をハッキリさせることがヒントになるかなと思って、今日は年休にしました。

朝から、実家のゴミとか我が家のゴミを捨て、リサイクルセンターへの持込で体力を使いました。20時から熱が出てきて、12時間の睡眠体制に入りました。

10時から13時くらいまで『ブローデル歴史集成』を読んでいたが、ここには、私が求める答えがないことが分かりました。ローカルとグローバルの循環とか、企画と行動のループが描かれていません。16世紀の「地中海」の人々が何を考えたかを追うことは難しいですねよ。

そこで、金曜日に借りた本の中の『ヒットラー 我が生涯』289.3ナガへ方向転換しました。これならば、企画(Think)と行動(Act)の関係が明確に分析されています。『ヒットラー』520ページを読み終えたのは18日でした。なにしろ、ヒットラーの『わが闘争』に魅せられて、50数年に亘って現地を訪問して、いろいろな人に会って、書いた本です。

ローカル(ミュンヘン)で思想があって、行動することで、グローバル(ドイツ)が考え出し、そして行動する。その時点で、そのグローバルが一つのローカルになる。そのローカルが集まって、さらに大きなグローバル(ゲルマン)を動かしていくプロセスが描かれています。その時点で、グローバル間(ゲルマン、アングロサクソン、スラブ、日本)での争いになっていく。それぞれのグローバルにはローカルの性格がすべて反映している。

だから、戦争がない世界を作るには、ローカルから見ていかないといけません。その意味で、歴史においても、サファイア循環は可能であり、その立場から見ていかないと、歴史を将来に生かすことはできません。そんなことを決意した一日でした。

奥さんにとっては、ゴミを片付けた一日でしょう。

Sa-ポータルの画面表示はテレビです

2007年11月15日 | 5.その他
未唯へ。パソコンとテレビとの違いは分かりますか? プッシュするのがテレビで、プルするのがパソコンだそうです。マルクーハンさんが「クール」「ホット」のメディアとして昔に述べています。ポータルのプロモーションのキャッチコピーを考えていたら、「メッセージ」というコトバが、ぴったりになってきました。「社長から、営業本部から店舗・スタッフのそれぞれにメッセージを送る」というのはなかなかいいですね。

「メディアはメッセージ」を最初に言い出したのはマルクーハンです。これは以前に読んで知っていました。メッセージを考えるのに、最適な新刊書が先週借りた本の中にありました。『世界のしくみが見える「メディア論」』361.45アリです。そのなかで、先ほどのプッシュ=テレビ、プル=パソコンの図式がありました。メッセージは当然プッシュですから、ポータルは「テレビ」の画面を作ることということに気付きました。だから、茨城の販売店の人がスクロールせずに中身が見たいという要望も分かってきます。3m先から見るのがポータルです。本当に本には救われます。知りたい時に「そこに」ある。

昨日のポータルの検討会で、パートナーのシステム会社のSEのAKAさんを困らせてしまいました。前回に「こんなものが欲しいよね」という言葉に対して、色々な試みをしていただいて、ソリューションを持ってきてもらったのに、運用面から「これは使えない」と前言をひっくり返してしまいました。その場で、一生懸命考えている、あなたの姿は本当に素敵でした! 惚れ惚れとして見ていました。

実は、この指摘もメディア論の本の影響を得ていました。ポータルの画面は「テレビ」だから、コンテンツを作ることは、テレビ番組を作ることになります。継続的にコンテンツ(=番組)を作っているためには、最初はクリエイティブだけど、その後は機械的に出来ないといけないよね、と考えたのです。

いつもは女性がいるので、分かりやすく説明するのですが、不幸にも私だけだったので、直線的な言い方になってしまいました。プロに対して、本当にごめんなさい。

だけど、ポータルの画面はテレビということでプロモーションしていけそうです。ということで、今日はポータルのプロモーションの原稿をパソコンではなく、紙で作っていました。

スクラップブックから始まった世界

2007年11月14日 | 6.本
未唯へ。実家とりつぶしに当たって、私が欲しかったものはラシャバサミでした。姪から、「洋裁をするわけでないのに、布を切るはさみがなぜいるの?」というコメントがつきました。

ラシャバサミで色々なことを思い出しました。東富士から年末に帰省したときに、「現代用語の基礎知識」を一冊買って来て、自分が認識できているキータームの解説を切り取って、スクラップブックに貼っていました。当時はパソコンはあったけど、世の中のコンテンツはデジタル化されていなかったし、インターネットのようにオープンにされていなかった。その意味では自分なりのWikipediaを毎年作り出していました。

この間の物置の整理で大量に見つかったスクラップブック--奥さんが「昔はまめだったんですね」のコメントを入れた--はその頃の産物です。色々な世界に興味があり、どこまで自分が知っているかをメジャーにしていた頃でした。

その頃(多分、15年前)から、電子フォーラムとニフティからの情報入手を始めて、阪神大震災当時は、詳細情報は全てそちらから入手していました。

スクラップブックをデジタル化するために、OCRを始めました。マッキントッシュにマック・リーダー・ジャパンという、かなりの精度でデジタル化できるソフトがあったので、東富士で購入しました。スキャナーは当時からいいのがあったので、日経新聞記事などをOCR化しました。

6年前からは、当初の目的であった「本」のOCR化を本格化しました。「現代用語の基礎知識」は切り抜きできるけど、図書館の「本」をそうはいきません。4年ぐらい前に、スキャナーに付属のソフトとウインドウズでも、マックの性能を追い越したので、乗せ替えました。

2003年 70冊、2004年 72冊、2005年 126冊、2006年 224冊、2007年(~11月) 172冊OCR化しました。ラシャバサミの世界がデジタルライブラリの世界に変わりました。これにグーグルのデスクトップ・サーチを組み合わせると本箱は必要ありません。この5年で、借りた本が8800冊になるので、収納はムリですね。

これらを単にデジタルとして使うのではなく、「超デジタル」で使うことを目指しています。個人のデジタルライブラリと市立図書館のライブライを接続して、グーグル・アマゾンの構想に対応させていきたい。

ブルバキへの邂逅。私の青春でした

2007年11月13日 | 2.数学
未唯へ。私の最初のアルバイトは大学2年生の時でした。ブルバキの『数学史』3500円が欲しくて、3日間、鳴海のダンボール工場で働いて、7000円もらって、買いました。これが私の青春でした。他には北海道旅行のためのアルバイトぐらいです。定期代と昼飯代(50円のカレー)だけあれば十分な時代でした。

大学1年のときは高木貞二さんの『解析概論』一冊をずっと、朝一番の電車と古川図書館(教養部封鎖のため)でずっと読んでいました。なぜ、こんなことを思い出したかというと、『ブルバキとグロタンディーク』289.3アクを読んでいて、ブルバキの感触を思い出しました。

ブルバキは、数学の理論を「言葉」を使わずに表現することにチャレンジしていました。真理は言葉とか、宗教とか、人種に左右されるものではないという気がしていたので、一歩、真理に近づくと思ってました。そして、少しの違和感もありました。フランスで数学?というのは、何となく、合わない気がしていました。数学といえば、ドイツでしょう。それもゲッティンゲン大学だと思っていました。フランスのいい加減さとブルバキの厳密さはアンマッチな感覚です。それらの感覚はフランス語とドイツ語の差です。

ブルバキは1939年に「数学原論」を出しています。ブルバキはグループの名です。そのメンバーは第2次世界大戦のドイツ・フランス・フィンランドなどで、第二次世界大戦により大きく制約されていました。グロタンディークは難民収容所で育っています。ユダヤ人の数学者は地方のホテルでナチのユダヤ狩りが行われた時に、安いホテルに居たために収容所送りを免れたとか、フィンランドでポントリャーギン(ロシアの連続群論の著者)とのやりとりを疑われて、銃殺されそうになった数学者もいます。

1945年に戦争が終わり、自由になったフランスで、数学を厳密にすることに拘ることができたのです。何となく、ヘルシンキ大学のリーナス・トーバルズが起こしたリナックスも思い出されます。数学の世界にはさらに大きな影響を与えました。

グロタンディークさんは知りませんでした。20世紀で最も先見の明のある数学者として広く認められ、その深い洞察力と鋭い思考力から、アインシュタインと比較されているそうです。1991年に自筆の原稿に火を放って、ピレネー山中に姿を消したとのこと。あこがれますね。

東京の連中は下も上も未来も見ていない

2007年11月12日 | 5.その他
未唯へ。この会社はどちらの方向に行こうとしているのでしょうか? 本当にわかりませんね。まあ、自分の中だけは一貫させるつもりでいます。

東京の販売店統括会社がポータルに対してクレームをつけているということで、その内容を聞いてみてわかったのは、彼らが自分たちの「仕事」だけでやっていることに気づいていないことです。

彼らが指摘したポイントは以下の3つです。

①ポータルと認証
 なぜ、販売店単位の仕事にメーカーも含めた認証が必要なのか

②ポータルとグループウェア
 グループウェアがあるからポータルは必要ない
③ポータルサイトでの処理
 ポータルサイトにバッチデータを送り込むと処理が重たくなる

これらは、自分のテリトリ意識、自分のお仕事、自分のプログラムレベルを元に、ポータルを理解しようとせずに、邪魔者扱いにしているために発している。こちらの説明する人も同レベルだから、文句を言えたものではありませんが。

これを聞いて、μが腹を立てました。2.26事件の時に、蜂起した青年将校に対して、石原莞爾が抱いた感情とよく似ています。自分の主旨を貫くのであれば、自分でやれ! 何も知らない兵隊を武器に使うな!というものです。彼らの行動が東京の販売店に不利をもたらす! 

各ポイントを販売店システムの全体効率から見てみると、なぜポータルが必要なのかがハッキリします。

 ①については、東京の販売店の人もメーカーのシステム、インターネットなども使っているから、現時点でシングルサインオンを意識していかないと、今後作られるシステムもバラバラになって、ユーザには使いにくいものになる

 ②については、クローズな世界ではグループウェアがポータルを兼ねることは可能かもしれないが、全体効率というオープンな世界では、ポータルがどこまでをカバーするかが焦点になる。ポータルの広さにはかなわない。

 ③については、ポータルはメッセージであり、アプリケーションではない。11万人がアクセスしてきても、それぞれ5秒以内にできるように作り上げてきた。

まあ、こんなことを理論的に言っても通じないけど、言うだけ言って、あとは彼らの技量で決めてもらえばいいです。全体効率という柱がある限り、彼らは戻ってくるしか方法がないのだから。[μ]

本は図書館で借りるのが一番です

2007年11月11日 | 1.私
未唯へ。実家の片づけでほこりを吸ったせいか、くしゃみが出てしょうがないです。ほこりアレルギーですね。10時から1時間半の休憩を入れて6時半まで片付けに付き合っていたので、本が1冊しか読めなかった。今週は『ブローデル歴史集成』3巻を含めて、15冊ほど読み応えがある本があるので、金曜日まで読み終えられるか心配しています。久しぶりに、出張がないので、金曜日を年休にしようかと思っています。

土曜日に実家の売却手続きをしたので、奥さんと妹が実家の撤収作業を行っています。金曜日には未唯とか姪も含めて、部屋の中の総ざらえを行った時に、私のレコードとか本が物置に入れ込んであるので、見つかったみたいで、早急に片付けるように指示されました。

レコードは雨ざらしになっていたのと、プレーヤーがないので全て捨てました。20歳代はワグネリアンでしたので、ベーム指揮の「トリスタンとイゾルデ」「神々のたそがれ」などを高性能なヘッドフォンで頭の中で鳴らしていました。フルートでモーツアルトを演奏するようになり、少し趣味が変わりました。

一緒に作業していた奥さんの感想は、「あの頃はまめだったんですね」「今はいい加減だけど」。そう言えば、あの頃は新聞をスクラップしたり、スクラップブックを装丁したりしていました。本もまめに買っていました。その過程を経て、デジタル化に向かいました。元々、カタチよりも内容を重視していたので、物理的なレコードとか本とかには拘りがなかったので、保管が楽なCDとかデジタルライブラリへシフトしました。

そして、今は超アナログです。ICレコーダで太田裕美を聞いています。これは、傍目には「いい加減」という言葉が似合います。本を資源ごみに50冊ほど持って行きました。重たかった。やはり、図書館で借りるのが一番です。7年半で8500冊で、1500万円分です。

実家で欲しかったものが2点ありました。洋裁用のラシャバサミとレイちゃんの写真(アデレード大学の芝生の上)です。両方ともなくなっていました。それ以外に欲しいものはありません。ただ、年に一度食べていたすき焼きがなくなります。母は通販などで買っていたけど、老人ホームでは1室分だけで十分になります。持たない方がいいのでしょう。

今日、頭に浮かんだμへのメッセージ
今のμは怒りでいっぱい。私はあきらめでいっぱい。