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またも、電算部が逆戻り。本当にスピード感がない連中です

朝一番でメールを確認していたら、ライブラリの地上配信計画を電算内部で検討した結果、再度、コンサルで検討してもらう、みたいなことが書かれていました。またも振り出しです。本当に時間を消耗することが好きな部署です。そんなものは7月の分かっているのだから、ちゃんと済ましておけよな。真剣に問題に取り組んでいない証拠です。

2001年の衛星の検討は3ヶ月で行い、3ヶ月で全国展開を終わりました。それを本当に少人数で。7年間行ってきました。マーケティングのための道具というのは、時間が命です。電算の連中は自分達を例えて、「アメリカ陸軍の重戦車部隊」だと言っていました。慎重に、慎重に進めていくことの例えていると思いますが、これでは全国6000のさまざまなニーズに対して戦えません。新しい事態に対して、リスクだけが気になり、「アメリカの民主主義」を押し付けることしかできません。

なぜ、ライブラリという名前を私が付けているかというと、大量データを店舗に配るだけの仕事でなく、『サファイア循環の考え方』に即して、ローカルにデータを確実に保有すると同時に、グローバルでのセンターでその構成をすべて把握し、データに差異があったときには、自動リカバリーなどを行い、全体最適を行うことが役割と思っているかです。。

その上で、販売店個々のライブラリ、当社提供のライブラリ、今回の大量データのライブラリに対して、ポータルでの個人認証を前提にして、検索機能、ログ収集機能、マッシュアップ機能をグーグルのように提供して、全体最適を保証することを目指しています。

こんなローカルとグローバルが一体となったシナリオを(石橋をたたいて壊して渡らない)電算部が理解できるはずがないので、「地上配信」だけを彼らのお仕事として渡したら、以前は3+3でできたものが、18+18で6倍かかる計画になりました。アフガンとかイラクと同じで、戦車では永久に平和は訪れない。イスラム教も含めて、皆が幸せになるにはどうするかを一緒に考えて、進化させていくシナリオを一つずつ実現するというファシリテーションが必要です。

おかげで、稟議が遅れて、時間ができるので、ライブラリの企画をベースに、サファイア全体の進め方をゆっくりと考えていきます。そのなかで、電算部の観察と会社の行く末に対する結論も明確にしましょう。
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