goo

世界歴史にもサファイア循環を適用できます

未唯へ。あなたは「世界歴史」に興味はありますか。私は大学に入学した時に、紛争の真っ最中だったけど、岩波講座「世界歴史」が発刊されるのを聞いたので、定期購入の契約をしました。今、考えると、「よくお金があったな~」ということと、なぜ、「世界歴史」だったのかという気がします。過去の雑記帳には「大学の時に「世界歴史」を買ったのはなぜか? 関心があったのでしょう」と書かれています。

「未唯への手紙」の歴史部分がなかなかまとまらない。『ブローデル歴史集成』3巻を通読して、歴史認識をハッキリさせることがヒントになるかなと思って、今日は年休にしました。

朝から、実家のゴミとか我が家のゴミを捨て、リサイクルセンターへの持込で体力を使いました。20時から熱が出てきて、12時間の睡眠体制に入りました。

10時から13時くらいまで『ブローデル歴史集成』を読んでいたが、ここには、私が求める答えがないことが分かりました。ローカルとグローバルの循環とか、企画と行動のループが描かれていません。16世紀の「地中海」の人々が何を考えたかを追うことは難しいですねよ。

そこで、金曜日に借りた本の中の『ヒットラー 我が生涯』289.3ナガへ方向転換しました。これならば、企画(Think)と行動(Act)の関係が明確に分析されています。『ヒットラー』520ページを読み終えたのは18日でした。なにしろ、ヒットラーの『わが闘争』に魅せられて、50数年に亘って現地を訪問して、いろいろな人に会って、書いた本です。

ローカル(ミュンヘン)で思想があって、行動することで、グローバル(ドイツ)が考え出し、そして行動する。その時点で、そのグローバルが一つのローカルになる。そのローカルが集まって、さらに大きなグローバル(ゲルマン)を動かしていくプロセスが描かれています。その時点で、グローバル間(ゲルマン、アングロサクソン、スラブ、日本)での争いになっていく。それぞれのグローバルにはローカルの性格がすべて反映している。

だから、戦争がない世界を作るには、ローカルから見ていかないといけません。その意味で、歴史においても、サファイア循環は可能であり、その立場から見ていかないと、歴史を将来に生かすことはできません。そんなことを決意した一日でした。

奥さんにとっては、ゴミを片付けた一日でしょう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« Sa-ポータルの... フロー中心の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。