goo

有料老人ホームで、何となく変わってきました

未唯へ。おばあちゃんが入所した有料老人ホームへ行ってきました。あなたはいつ行く予定ですか? 次の木曜日ですか?

本当に小さなホームです。入るには、暗証番号が必要ですが、老健のように、おじいさん、おばあさんが“侵入者”をにらんでいるような雰囲気ではないので、ホッとします。一番端の部屋で、テレビが大きな音でかかっていました。老健では、一切テレビを見ていなかったのに、ベットに座って、テレビを見ていました。これにはびっくりでした。プッシュ型のテレビがコミュニケーションの基本かなと思えてきます。あまりにも抑制されていたのでしょう。

本当に置いてあるものは少ないです。人間、衣食住を借りてしまえば、ここまでシンプルにできるのですね。何となく、ホテル住まいという感じです。大きなテレビの音に混じって話していました。実家がなくなることへの空虚感はあるみたいです。「人の手に渡る」とか行っていました。そのくせ、老健から老人ホームへの移動の途中に、お墓と実家に寄ったけど、外から見るだけで、中には入らなかったそうです。自分でここを選んだと言っていました。言い聞かせていました。

30分ぐらい居て、部屋から出ました。2階の担当の女性の前を通った時に、「様子はどうでした?」と聞かれました。私が端の部屋に入るのを確認していたみたいです。病院とも老健とも違う、気の使い方です。「コーヒーにしますかお茶にしますか」と聞かれて、座り込んでお茶を飲みながら話し込んでいました。

途中の図書館ネタになったので、40分話し込んでいました。図書館ネタ、数学ネタ、歴史ネタ、市民参画ネタはそれぞれ1時間ものですが、お昼の食事になり、母も部屋から車椅子で出てきました。「まだ、いるの!」と言われたので、退去しました。

老人ホームへ行く前に、エイデンでソニーのWALKMAN×ワンセグRECを衝動買いをしました。最初にこのツールに気付いたのは、名古屋の駅裏の量販店でICレコーダを買うためにレジに並んでいた時に、小さな画面のワンセグが新発売と書かれていました。その時に、「多分、買う」と直感しました。

ケータイにワンセグが出た時には完全にバカにしていたが、小さな小さな録画付のテレビを買ってしまいました。実家の整理で、大きなものは要らない、中身しか興味がない自分が見えたから、とことん使い切ります。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )