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歯が抜けることと、死ぬことは同じかもしれない

未唯へ。差し歯を支えていた歯が抜けてしまいました。オレンジ歯科に予約の電話をしたら、明日まで、改装工事中でお休み、ということでした。とりあえず、マスクを装着して、花粉症のふりをして過ごすことにしました。

「歯が大変になっている」と奥さんに言うと、「歯を磨かないから」で会話は終わりです。「肺がんで亡くなった人がいる」と奥さんに言った時も、「煙草を吸うから」で会話は終わりです。まあ、そういうことですけど、私が求めているのは、慰めであり、労りであり、お悔やみの言葉です。

歯も抜けてしまうとすっきりしますね。よく、60歳までもったと思います。死ぬ時も、たぶん、こんな感じでしょうね。今まで、死んだことがないので、よくわからない。「宇宙の旅人」の池田晶子さんに教えてもらいましょう。

死ぬ前はあれこれ、悩むけど、死んでしまえば、大したことないかもしれない。

今日から、相棒の女性が復帰です。彼女には、この会社の中には見当たらない、販売店(現場)とメーカー(企画)の間のインタープリターになってもらいたい。その分、私は哲学者と数学者に成りきれます。ラッキーです。

昼休みに、未唯からもらったお金で、名古屋駅裏のビックカメラへ行って、ポメラ50を買ってきました。これから、ポメラ50がある生活に入ります。ICレコーダーが「もう一人の私」とのケータイであるとすると、ポメラ50は「もう一人の私」へのメールです。どんどん、メールしましょう。

そのためにも、大きく構えることにしました。私には伝えたい7つの項目があります。それを「もう一人の私」に伝えて、どう変えるべきかを分かってもらいます。7分の1の「仕事」だけを、特別なモノとして、考えることはやめましょう。折角、生まれて来て、それなりの意識があるのだから。全存在であたるようにしましょう。

「ツイッターがすごい」と思うのは、今、考えている全てを言葉にする訓練ができることです。そして、暗闇の中から、まだ見ぬ相手に発信ができます。語れるのは<今>しかない。それを言葉にしたい。数学者の言葉にしたい。宇宙空間はあまりにも暗い。ディスクリートですね。それを語れる相手が欲しい。

松尾流の茶道をやっていた時に、お手前で、宇宙空間にポツンと浮かんでいる感覚がしていた。本当に考えるとはそういうことかもしれない。
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