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日本の鉄道全線は、2018年1月2日に100%乗車しています。他に西宮ストークス、広島カープの記事も。

高千穂峡へ

2015-12-12 | 国内旅行
 11月22日(日)は、高千穂峡へ行ってきました。

 今から約12万年前と約9万年前の2回、阿蘇カルデラをつくった火山活動によって、噴出した高温の軽石流(火砕流の一種)が、当時の五ヶ瀬川の峡谷沿いに厚く流れ下りました。


11月22日高千穂峡 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井
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 この火砕流堆積物が冷却固結し溶結凝灰岩となり、柱状節理が生じ、溶結凝灰岩は磨食を受けやすいため、五ヶ瀬川の侵食によって再びV字峡谷となったものが、現在の高千穂峡です。


11月22日高千穂峡 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井
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 高さ80~100mにも達する断崖が7kmにわたり続いており、これを総称して五ヶ瀬川峡谷(高千穂峡)と呼んでいます。


11月22日高千穂峡・真名井の滝宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井
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 高千穂峡ハイライト「真名井(まない)の滝」です。

 真名井の滝は、高千穂峡川幅が狭まった部分に流れ落ちる滝で、日本の滝百選の一つです。

 神話によると天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨の際に、この地に水がなかったので水種を移した。これが天真名井として湧水し、となって流れ落ちているといわれています。

 熊本県の立野から高千穂峡へ行きましたので、そんなに秘境へ来たっていう感じは、しなかったのですけど、なぜかこの場所だけは別世界のような空間を感じました。