実は、
阪急今津線は、私が10年間通学に利用していた路線なんですよ。
もちろん当時は
西宮北口駅での神戸線との
平面クロスも存在してましたので、今津から乗車して甲東園で下車する私は、ト-タル2000回以上もこの平面クロスを通過していた勘定には、なります。
路面電車同士や路面電車と在来の鉄道線との平面交差は、珍しくなかったのですけど… 高速走行を前提とする路線同士が平面交差するものは、
日本唯一のものであったのです。
ただ毎日、通学で利用している私にとっては当時、そんな
貴重なところを乗車していたのだ!という意識は まったくなくて、
(まだ整理は出来てませんが)当時の様子を撮ったネガもあるかどうか判りませんし、 写真を撮った記憶も薄いです。
この
平面クロスが無くなった理由は、線路同士交差しているので通過する時間が限られ、神戸本線と今津線の運転ダイヤ作成上のネックとなっていたのを解消する為だったのです。
昭和59年3月神戸本線の特急を10両編成化するのに伴い、今津線が分断化される事となってしまった訳ですけど、平面クロスに入る手前に衝突防止のための
脱線ポイントがあったり…
とか、地下道もあったけど
構内に踏切が存在していた…とか、
もう20年以上前に
平面クロスは、なくなってますけど、今は懐かしい思い出ですね。
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↑学校の最寄駅であった
甲東園駅へ進入する阪急
6000系