サムエル記第二 2章1−17節
月曜日に、今年はじめて西瓜(すいか)を買い求めました。今日から数日暑さが続くということから、水分補給の一つとしてです。でも、西瓜は重いですね。美味しい味を楽しみにしながら、落として割らないように注意しつつ家に持ち帰りました。
2章前半には、ダビデがユダ部族の王となり、一方ではサウルの子イシュ・ボシェテがサウル側の軍の長アブネルの後ろ盾で王となったことが記されています。少なくても二年間はイスラエルには二人の王がいたということが分かります。
1節に目が留まります。サウル亡きあと、人々の関心はダビデに向くのは必然です。それは、自分の部族ユダだけの関心ではなかったはずです。ここでダビデは、一気にイスラエルの後継王として名乗りを挙げるという道がありました。しかし、彼はまず「主に伺った」のです。
ダビデのこの姿勢はこれまでも何度もありました。それはサウルとは対照的なことでした。勢いとかやる気とか周囲の期待などによって、人は次のステップを踏み出します。しかし、ダビデは変わらずに「主に伺った」のです。そしてそのようなダビデに、主は具体的にどこに行くべきなのかを明らかにしてくださいました。そしてダビデも、主の答えに従いました。これが主に信頼する者の基本です。
またダビデは、亡きサウル側に対して挑戦的、敵対的な姿勢を持っていたのではありません。4節後半から7節までには、ダビデがヨルダン川の東側ヤベシュ・ギルアデの人々に使者を遣わし、彼らがサウル王を葬ったことに対して、謝意を表し、主の恵みとまことを施してくださるようにとのメッセージを届けたことが書いてあります。
ダビデは主がお定めになった「時」を待ちました。しかし、待てない者たちがいたことが今日の箇所の後半に記されています。