みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

われらの神の深いあわれみによる

2015年12月22日 | ルカの福音書

ルカの福音書 1章67−79節

 クリスマスカードが届きます。日本からのカードの中には富士山に鶴とか、サンタクロースが日本庭園に…などというものがあります。日本にいるときには「何でこんなものが…」と思っていたのですが、受け取ってみますと懐かしくまたうれしいものです。送ってくださった方、ありがとうございます。

 ここは、ヨハネの父祭司ザカリヤの賛歌です。「聖霊に満たされて」ということばから、ラテン語の「ベネディクトゥス」として知られています。神への賛美、神がご自分の民を顧みて救いをなしてくださること、わが子ヨハネがどのように歩むか、神の深いあわれみによって救いがなされる、このような構成になっています。

 父親であるザカリヤは「あなたもまた、いと高き方の預言者と呼ばれよう…」と、ヨハネに直接語りかけています。そしてやがてヨハネは、このことばのように歩むのです。そして、神の不思議な救いのみわざがなぜ今実現しようとしているのかは、「われらの神の深いあわれみによる」のだと歌います。滅ぼされてもしかたがない者たちをお忘れになることをなさらないのは、神の深いあわれみによるのです。そのあわれみは、私にも届いたのです。

 「われらの神の深いあわれみによる。」このことばとともに、一日を過ごします。


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