霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

あれから51年

2021-10-26 21:22:02 | 果物
 10月26日の今日、眞子さまが小室さんと結婚し皇室を離れられた。
 二人の結婚には賛否両論があり、それに誹謗中傷も加わって結婚に漕ぎ
つけるまでには大変な心痛や困難があったものと思われる。 
 反対されて諦め悔む一生を送るよりも、信じる道を選んだことに敬意を
表したい。

   早朝から雨の降る一日だったが、午後4時近くになって西の空が明るく
なり太陽の光も少し差し始め、栗駒山のシルエットが姿を現した。
 二人のこれからの人生を象徴するかのような天気の回復振りだった。 
 
 
 下々の卑近な例を示したら不敬罪に問われるかもしれないが、無事に
結婚51周年を迎えた我々二人の結婚も、当時は周囲の大反対に遭った。
 今同様に農業を希望する人間が居ない時代で、後継ぎの無い中山間地の
零細専業農家への「婿入り」を、私の家族が大反対したのは理解出来たが、
妻の家族の大半も反対したのは想定外だった。

 後継者難時代の「貴重な人材」とジイチャンが賢明な判断をしたことで
無事に結婚することが出来たのだった。
 もっとも、たとえジイチャンが反対したとしても、二人が結婚すること
に揺るぎは無かったので、その時は旧姓のままサラリーマン人生を全うし、
今は悠々自適の隠居生活をしていたものと思われる。
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色彩選別機のエラーの原因

2021-10-25 18:33:44 | 果物
 ウルチ米やモチ米を販売する場合、色彩選別機を通し斑点米等を除去
するのが当たり前の世の中になっている。

 我が家で7年前から使用している色彩選別機は、玄米用と白米用の
二種類の蛍光管をいちいち取り換えて利用するが、最近の機種は取り換え
不要が主流のようだ。


   旧機種のもう一つの欠点は、蛍光管がLEDでないため2000時間程度
で寿命が尽きてしまうため交換に二万円弱の出費が必要となること。
  しかも、寿命が尽きたか否かの判別が難しく、色彩選別機はエラー表示が
出ると全く動かなくなり、原因不明のためメーカーのサービスマンを呼ぶ
しかないが、後に高額な請求書が届いて驚くことになる。

  今年になってエラー表示が消えないトラブルが続き、その原因が掴めない
ままだったが、先週末になってようやく「蛍光管の寿命」と気付いた。

  交換後、寿命時間の半分も使っていなかったことが盲点となっていた。
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品目の絞り込み

2021-10-24 21:07:39 | 果物
 機械化するには一定程度の耕作面積を確保しないと経営的に成り立たない。
 一方、就農当初目指した産直向けの少量多品種栽培は、手が掛かり過ぎて
稼働が追い付かなかった。
 そんなことで、機械化が可能な品目に絞って耕作面積を増やし、葉物野菜等
は極力自家消費用に絞り込んで来た。

 また、体力の衰えも考慮し、今年からは産直用に続けていた大根や赤蕪に
ついても作付けを諦めた。 


 
 写真は家の前の畑に作付けしている自家消費用の大根と白菜。
 下の写真の左側には草に埋もれた里芋の葉が見えるが、今年は手が回らず
自家消費用さえも確保出来なかった。
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ようやく「一区切り」

2021-10-23 19:37:13 | 果物
 早朝から午後の三時過ぎまでかけて餅米の籾摺りをようやく終えること
が出来た。
 その後、調製機や周辺の片付けや清掃で埃まみれになったことや作業に
一区切りついたことから真湯温泉に行ってリフレッシュすることにした。
 
 (日の出直前の籾殻の山。午後には更に高くなった)

 露天風呂からの景色の紅葉も本格化し始め、夕暮れ近くでライトアップ
された樹々に趣きがあり、特にブナの幹の白が際立って心象的だった。
 
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久し振りの好天

2021-10-22 21:37:05 | 果物
 ここ数日は変わりやすい天気で、太陽に照らされていたと思っていると
急に雨が降り出したりする日が続いていたが、今朝は朝から気持ちのいい
秋空となった。
 我が家からは気付かなかったが栗駒山も先日の寒い朝に初雪が降ったと
翌朝の地元紙が伝えていた。
 その後も何度か降ったらしく今朝ははっきりと積雪が確認出来た。


 野暮用で二日間中断したが、今日から本来業務に戻った。
 籾摺りを終えた餅米を蔵に運搬して仮置きスペースを確保し、「米作り」
を再開した。
 今年は昨年に比べると品質も良く収量も多いようだ。 
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