霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

喪主挨拶

2015-07-11 22:02:00 | 家族
本日はご多忙の折、葬儀に参列して頂きまして誠にありがとうございます。

バアチャンは二年半前に脳梗塞に倒れてからヘルパーさんの応援を受けながら自宅介護中心に療養に
努めて来ましたが介護役のジイチャンも先日、要介護1級の認定を受けたこともあり、先月の6月22日
から福光園さんにお世話になっておりました。
福光園さんは立派な施設で介護体制も整備されていて本人も満足気で顔色も良かったことから「我々
よりも長生きするのでは」と妻と話をしていたぐらいでした。
ところが一昨日の早朝の三時半にくも膜下出血で磐井病院に緊急入院しましたが午前9時45分に呆気なく
人生の幕を閉じてしまいました。


(葬儀と法事を済ませてから孫子全員でお墓に納骨を済ませた)

バアチャンは山谷から嫁いで約70年、「農家の嫁」として夜明けから暗くなるまで農作業をこなしながら
御飯の支度や掃除洗濯、子育て、舅、姑への勤め等々まさに八面六臂の大活躍で我が家の屋台骨として
活躍し続けた人生でした。
一方で、苦労人を感じさせない優しい人柄で孫子に慕われる存在でもありました。
脳梗塞で倒れた後も、お見舞い等々の皆さんからのご厚情に対しても、自分自身の身体がままならない
状態にも関わらず、感謝の気持ち、感謝の言葉を忘れない姿勢を貫いていました。

そんなバアチャンを陰に陽に支えてくれたご参列の皆さんに家族を代表して改めて感謝申し上げます。

残された遺族、特にジイチャンがかなり気落ちしているのが気掛かりとなっております。
バアチャン同様に皆さんの温かいご支援ご厚情をお願い致します。

本日は誠にありがとうございました。
コメント (4)
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家族葬

2015-07-10 20:17:34 | 家族
「家族葬」には以前から関心を持っていた。
日数を掛けて行う田舎の葬儀は今の時代に完全にアンマッチとなっているし、弔問客対応で肝心の家族の
死を悼むのは「二の次」となるのは本末転倒にも思えた。

また、農家の嫁不足で「隣組の応援」が期待できなくなり昔風の葬儀が難しくなりつつある現状もあった。


(「自宅葬儀」に必要な祭壇等はバレーボール仲間の葬儀屋のH君に任せた)

しかし、いきなり「家族葬」では混乱を来たす可能性もある。
そんなことから、今回は「火葬」と「通夜」は近親者のみで執り行い、「葬儀と法事」について親族は故人
の子、孫、兄弟までとし、近隣への「お知らせ」も集落内に限定する「従来型葬儀の縮小版」との折衷案と
した。

他家の火葬、通夜、葬儀、法事と続く一連の儀式に三日も付き合う方だって辛いものがあることから集落内
からも支持されるものと思っている。
コメント (2)
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バアチャン逝く

2015-07-09 18:22:35 | 家族
それは突然訪れた。 
いつものように早起きしてTVの天気予報を見ようとした時に電話が鳴った。
時計を見たら丁度四時だった。
電話はバアチャンが先週からお世話になっている福光園からだった。

「頭が痛いと言って間もなく意識不明状態になり救急車を手配中です。急いで
直接病院に向かって欲しい」との連絡だった。

頭痛の原因はくも膜下出血で、出血が止まらないまま午前9時45分にバアチャンは
彼岸に旅立った。
脳梗塞から二年半も頑張り続けて来たのに「呆気ない人生の幕切れ」だった。



(市内に住む叔父(バアチャンの一番したの弟)が「姉の祭壇に」と言って自宅で
採れたプラムを持って来てくれた。)

我が家の葬儀については「限りなく家族葬」に近い形で進めることで意識合わせ
していたので、地元紙の訃報欄にも掲載していない。
初めての試みなので多少の混乱があるかもしれないが・・・。
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虫害予防

2015-07-08 18:32:40 | 野菜
野菜作りでの農薬使用は極力控えているがトウモロコシは例外扱いとしている。
虫害予防をしないと売り物にならない「虫食いトウモロコシ」を大量生産することになってしまう。

甘くて美味しいトウモロコシは人間様だけでなく熊や狸それに虫達にとっても「ご馳走」となっている。



トウモロコシは雑草対策だけでなく獣害対策や虫害対策も必要となり結構手のかかる作物となっている。
しかし、産直で「朝どり」の新鮮なトウモロコシを心待ちにしているお客様も多いので「簡単に止める
訳には行かない」と思っている。
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トウモロコシ

2015-07-07 21:37:11 | 野菜
トウモロコシは収穫期を平準化するため播種を一週単位でずらしているので既に実を付け始めた畑もあれば
一回目の中耕除草を終えたばかりの畑もある。
一番早いのが家の前の畑(写真)で8月上旬の収穫予定となっている。



自然体では熊や狸の食害に遭う確率が100%に近いので各畑とも電気柵で囲って予防している。



昨年、後山の畑では強風で電気柵が倒され半分以上を獣達に餌として提供してしまった苦い経験をした。
今年は同じ轍を踏まないよう万全の予防策を講じたいと思っている。
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