豆畑

「枝豆の王様」と言われる秘伝は晩生品種で播種適期は６月上旬が通例となっている。
昨日に引き続き小さな転作田を活用して秘伝を蒔いた畑の中耕除草を行った。
昨日の畑と異なりここは順調な生育となっていて雑草さえ殆ど気にならない。



一方、大豆として秋に収穫予定の黒豆畑は雑草が繁茂し始めていた。
そのまま放置すると昨年の二の舞となってしまう。

畝間や株間の雑草を草刈機で刈り取ってから「中耕除草」が理想だが、枝豆の収穫が始まると
手をかけられなくなる恐れがある。

売上情報

「新鮮館おおまち」で日々の売上げ情報を各生産者にメールで通知するようになった。
それも午前１回と午後２回の都合３回毎日送信されてくる。

枝豆シーズンになると翌日の出荷に備えその日の売上げ状況を電話で確認していたが、これからは
それが省略できるし他の商品の在庫補充もタイムリーとなる。


（田んぼの草刈をしていて小さな秘伝畑が雑草に覆われているのに気付き慌てて二回目の中耕除草を行った）

この種のサービスは先進的な産直では１０年以上も前から行われているので「遅きに失した」
面は否めないが、ようやく実現の運びとなったことは大いに歓迎したい。
厳美の「道の駅」でも同様のサービスを開始するよう改めて要望したいと思っている。

歓談

朝の産直巡りで「新鮮館おおまち」に行ったら、前の店長だった斉藤さんと生産者仲間のＮさんと偶然顔を合わせた。
久し振りだったので店の中にある喫茶コーナーでコーヒーを飲みながら世間話しに花を咲かせた。

認知症から始まって市内の個人医院の先生の評判、薬の話し、鬱の話し、欲の話し、夢の話し等々話題は多岐に亘り「アッ」と
言う間に一時間余が過ぎてしまった。
午後の予定がなければもっとユックリしたかったが、後ろ髪を引かれる思いで楽しい席を立った。



トウモロコシ畑の除草を終え今度は枝豆畑の除草に着手した。
写真の川向の畑は播種機のトラブルで90ｃｍの畝間が70ｃｍと110ｃｍの二種類に分かれてしまい中耕除草が上手く機能しなかった。

畝間が広くなって雑草が出ている部分は法面草刈機を使って雑草を刈り取った。
それでも不十分な所は生産部長が鎌を使って手取り除草を試みた。

認知症

洋画の俳優や女優の名前が直ぐに出て来なくなって久しいが、最近は邦画の主役を張るような有名人
や著名な演歌歌手の名前でさえ直ぐに出て来ないのに驚かされる。

限りなく「家族葬」に近づけるためバアチャンの訃報を地元紙に載せなかったが、それが裏目に出て「知らずにいた」
と言って葬儀が済んでから香典を持って来る人が少なくなかった。
その内の一人にお礼の電話をしようとして携帯電話に登録している電話帳を検索しようしたが、肝心の名前を思い出
せず検索出来ずに困った。


（朝もやの中、高森でトウモロコシ畑の草刈りをし、午後は後山の畑で同じ作業を繰り返した）

「心身共に健康で長生きする」ことを目指して暮らしているつもりだが「認知症との闘い」は想定外だった。
身体は老化しても脳は「鍛えばれ衰えない」とは大脳生理学の学者の説。
くだらいないストレスを溜め込み悩み事が頭の中をグルグル空回りしているのが常だが、それは病気の原因には
なっても「脳の活性化」には貢献していないようだ。

草刈り

台風の余波で午後はにわか雨に見舞われた。
今の仕事の中心は田畑周辺の草刈りだが、併せて畑の畝間や株間の草取りも行っている。
特に堆肥を施したトウモロコシ畑は中耕除草のみでは不十分で畝間や株間の「草刈りｏｒ草取り」が
必要となる場合が多い。



午前中は雨も降らなかったので高森のトウモロコシ畑に入れたので、背丈の高い雑草をかなり退治したが、
断続なにわか雨に見舞われた午後は諦めて川向の枝豆畑の周囲の草刈に精を出した。