霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

春の耕耘

2010-03-11 22:26:02 | 
排水対策のために田んぼを横断して塩ビ管を埋めたことがあったが、その際にバックホーで掘った溝沿いに稲の出来が凄く良かった。
そんなことから先月末に実演して貰ったプラソイラには同様の効果が期待できることが分かったので直ぐに購入を決め発注した。

トラクターへの装着がやや面倒そうだったので、納品の時に「装着まで」を条件とした。

価格は使ってないクロ塗り機を下取りにしたら予想以上に安く手に入れることができのには驚いた。
こんなことならもっと早く買えば良かったと悔やまれた。



プラソイラでの耕耘は「秋掘り」が理想らしいが折角購入したものを秋まで眠らせて置くのは勿体ないので、春風で田畑が乾いたら早速活用するつもりでいる。
「その日は近い」と思っていたら、昨日の大雪で先送りとなってしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孝行息子

2010-03-10 20:48:47 | 家族
車で五分ほどの市野々集落で叔母が暮らしている。
夫婦二人暮らしで、卵好きの叔父が「我が家の卵ファン」なので時々届けていた。
その叔父が年末から体調を崩し今月になって退院したものの回復には未だ時間がかかりそうな状況にある。

病気の父親もさることながら「母親の看病疲れ」を心配する二人の孝行息子が、盛岡と仙台から休みの都度様子を見に来ているとのこと。
お茶を勧められ一緒に出されたケーキも「長男が母親のために持って来たもの」と聞いたら胸がつまって食べられなくなってしまった。

この従兄弟の孝行話しを実家の母にしたら「孝行をしたことが無い息子がその話しを聞いて何と思った?」と予想外の切り返しを受けてオバサン共々愕然としてしまった。

「孝行したい時に親は無し」ということの無いよう日頃から努力して来たつもりだったが、肝心の受ける側の記憶装置には何も残っていなかったということ。
これは「ボケが始まった証拠」と思いたいが、もし「孝行する側と受け側のギャップ」だとしたら由々しきこと。



昨日の午後から降り続いた雪が昼に「一旦休み」をした後夕方になってまた降り出した。
明日からは天候が回復し気温も上がる予報なので、今度こそ「最後の積雪」であって欲しいもの。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族の会話

2010-03-09 18:10:11 | 家族
オバサンは自分にも厳しいが他人にも厳しい。
その「鋭い指摘」にいつも傷ついているのがオジサンと息子。
もう四十年も共にしているオジサンは免疫が出来つつあるが、息子はまだその域に達していない。
そんな日頃の恨みつらみが腹の底にあるようだ。

先日代理出席した集落の総会模様を息子に報告しながら三人でお茶を飲んでいた。

オジサン「俺が参加するとトラブルの原因になるようだから、次回代理出席する時はお母さんが行った方がいいかもネ」
息 子 「それは止めた方がいい」
オバサン 「どうして?」
息 子 『お母さんが参加したら「トンデモナイ亭主だと思っていたら女房の方はもっと酷かった。あれならまだ亭主の方がマシ」と言われるに決まっている』
一 同  (大笑い)



昼前に「白鳥の湖」を通ったら珍しく白鳥がノンビリと泳いでいた。
いつもは朝の内に餌場に出発するのだが「北帰行」が近いのかもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飼料用米

2010-03-08 21:50:23 | 
現在の水田の減反率は約四割となっていて、休耕している土地はすべて畑として活用しているが、畑作物は米のように機械化されていないので、季節によっては稼働の限界をオーバーしてしまうことがしばしば生じていた。

そんな折りに「飼料用米なら休耕田に作付け可能で国から自給率向上事業として10a当たり8万円の交付金が出る」という朗報が入った。
これは「事前に売り先を確保する」という要件付きだが、養鶏用として自家消費する場合でも対象になるとのことだったので挑戦することにした。

鶏に米だけ与えると卵の黄身が白くなる弊害があるので、必要とする飼料の二割分しか活用できないが、それで計算すると丁度10aの作付け面積に相当した。

水田にするか畑となるか最後まで保留となっていた山あいの小さな棚田五枚は、ようやく用途が決まり塩ビ管を埋めて給排水が可能となる工事を施した。



工事をした棚田は「白鳥の湖」と呼んでいる堤の直ぐ上にある。
この冬は寒くて厚い氷が張ってしまい白鳥達はネグラとして活用できなかった。
春が近づき気温の上昇と共に氷も消え白鳥達も戻っていて、薄暗くなってから家路についた時は九つの白鳥のシルエットが水に浮いていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスコミとの縁

2010-03-07 19:10:14 | 家族
昨日、毎年恒例の「一歳児の歩き初め会」が厳美の「道の駅」で開催された。
県内外から150名が参加したと今朝の地元紙にカラー写真付きで掲載されていたが、進行係兼呼出係だったオバサンの顔も写真の隅にしっかりと写っていた。

オバサンは何故かこの種のマスコミ報道との縁が深いようだ。
「道の駅」だけでも取材等で何回か新聞に掲載されているし、「新鮮館おおまち」では二年続けてTV出演(?)も果たしている。
このような縁は、盛岡時代に幼い末娘を抱いて「チャグチャグ馬っ子」を見物していたシーンがTVニュースで流されたのが最初だったように記憶している。

TVとの縁は末娘にも引継がれたらしく、高校一年の時に花巻で開催されたインターハイのバレーボール男子決勝をNHKがTV中継した際、試合終了後に補助員として後片付けをしていた娘の顔が偶然に度アップで写ったのにはビックリさせられた。
数年後に娘がNHKに就職することになったのはこの時の縁に違いないと思っている。



夕方近くになると、明日の出荷に向けてハウスで野菜の収穫作業が始まる。
何と言ってもオバサンの出演回数がダントツに多いのはこのブログ。
マスコミと違って、間違っても「顔を写さない」ようにするのがカメラマンの腕の見せ所。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする