霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

リメール

2010-02-18 18:06:32 | 仲間
昨夜の御礼のメールを送るつもりでいたら参加したメンバーから先にメールが届いていた。
リメールを単なるお礼の言葉だけでは物足りなく感じたので以下の決意を述べさせて貰った。


(庭の福寿草の二番手グループは最近の寒さ続きで全開とはならないようだ)

『 昨夜も弁明しましたが、早めに退職したのは会社が嫌になったためではなく、お金へのこだわりを捨てて最愛の妻と二人で農業に勤しむ決断をしたためでした。
今振り返ってみるそれはわが人生最善の「決断」となりました。
就農してみたら、これは「第二の人生」ではなく「人生の本番」がスタートしたというのが実感でした。
こんなことならもっと早めにリタイヤすべきだったと後悔しましたが、人生を最短コースで歩むのは難しく「紆余曲折」は付き物と諦めるしかありません。

農業は、自然や命と関わりながら人に喜んでもらえる大変遣り甲斐のある仕事です。
それが今まであまり注目されて来なかったのは農家自身がその魅力に気付かず、拝金主義的考えや「ノー政」に振り回されて来たためではないかと思っています。

そんなことから、お金だけでは計れない農業の魅力を発信し続けるのも我々夫婦に課せられた「使命」と捉え、今後とも創意工夫を凝らしながら生産・販売活動に精進して行きたいと決意しているところです。』
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ミニ同窓会

2010-02-17 16:37:08 | 仲間
山形時代の同僚の何人かが盛岡勤務となり枢要なポストで活躍している。
農業をしながら山形時代のことを思い出すたびに「支えてくれた感謝の気持ちを改めて伝えねば」と以前から考えていた。
そんな気持ちから八戸で活躍しているSさんにも来て貰って盛岡で旧交を温める機会を設けた。

呑み過ぎると帰りの新幹線の「乗り越し」が心配となるので酒量は控え目となったが、話しが弾み予定していた三時間余が「アッ」という間に過ぎてしまい、後ろ髪を引かれる思いで最終電車に飛び乗った。



解体工事等に付帯する仕事で今月に予定していた林の下草刈りや間伐は殆んど手付かず状態となっている。
それでもエグネ(屋敷林)周辺だけは空き時間を利用して片付けることができた。
明日からは本命の「後山の畑周辺」にとりかかるつもりだ。
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景気刺激策

2010-02-16 17:45:25 | 生活
デフレスパイラルは日増しに深刻さを増しているようで、先日の「農業新聞」にはスーパーから値下げを求められて悲鳴をあげているた野菜生産農家の記事が掲載されていた。
皆が疲弊する「値下げ競争」の行き着く先には一体何が待っているのだろうか。

産直の生産者仲間のYさんが「今年は米が売れなくて困っている」とぼやいていたが、例年「今の時期は売れないもの」と評論家気分でタカを括っている。
しかし、デフレの影響でこの状態が長引くようだと「顔面蒼白」になるに違いない。



ささやかながら不況を吹き飛ばす一助になればとの願いも込めて、最近大きな支出を伴う工事の発注を続けている。
母屋の二階に住む下宿人(長女)から「寒くて大変」と要望の出ていた窓の二重サッシ化もその一つ。
窓枠も全面取替えとなる工事で、僅かばかりの下宿代では回収不能な額だが、「赤字国債」など発行せずに行う健全な景気刺激策と自負している。
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鶏舎の解体

2010-02-15 20:07:39 | 家畜
先日の牛舎解体に引き続き今日は鶏舎の解体。
全部壊すと鶏の棲み家が無くなるので一部を残さなければならず、手数的には二度手間となるが経過措置として止むを得ないこと。

残された鶏舎に移動した鶏達には当分の間「狭いながらも楽しい我が家」と思って過ごして貰わねばならない。



今回の解体も大工さんにお願いしているが、大工さん達は朝の8時から仕事がスタートし10時と午後の3時に「一服タイム」を設定するのが通例のようだ。

我々夫婦の「一服タイム」は「集中力が無くなったとき」とか「仕事の区切りがついたとき」という具合にいつも時間とは無関係なので、大工さんの「一服ペース」に合わせたら、身体のリズムが狂い疲れが残る感じがした。


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研修会

2010-02-14 21:13:51 | 経営
一関の認定農業者の研修会が「ファミリーレストラン古戦場」で約70名が参加して開催された。
農政事務所から「戸別所得補償モデル対策」の制度説明があった後に、ホシノ・アグリ・コミュニケーション研究所代表星野康人氏から「魅力的な農業で地域を元気にしよう~自分らしさで消費者ニーズに応える~」と題する講演があった。

産直販売をメインとしている我が家にとっては大変身近なテーマで参考になる話しが多かった。
特に、マーケティングを「顧客と対話しながら独自のアイデアで商品づくりや売り方を改善していく活動」と定義するのが印象深く、「顧客との対話の方法」はグループインタビュー形式が有効とのアドバイスも頂戴した。

産直の御贔屓のお客様を対象に「そのような場」を一度設定してみたいと思った。



懇親会の席で講師の星野先生と「お金では計れないがやり甲斐のある農業の魅力」ついて大いに話しが盛り上がった。
オジサンは「経済的には恵まれないが、自然と食生活は豊か」といういつもの持論を披瀝したが、酔った勢いで「実は経済的にもサラリーマン時代より余裕がある」との本音も漏らしてしまった。
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