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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

引き締まった身体

2007-06-25 20:23:00 | 生活
肉体労働は極力早朝や夕方の涼しい時間帯にこなすようにしているが、それでも除草機押しをすると大汗をかく。
今朝、朝の仕事を終え着替えの時に体重を量ったら75.2kgだった。
朝食前の瞬間風速とは言えここまで減ると嬉しい。
お腹がへこみすっかり引き締まった身体になっている。
これでスポーツをやったらかなりいい動きができると思う。

今年からメジャーに行った桑田と同じ「身長174cm体重80kg」をいつも自慢しているが、見かけは当然桑田よりもかなり太目。
毎日の肉体労働で身体を絞り、常時75kgぐらいを目指しているが少し油断すると直ぐに80kgに戻ってしまう。
夜のビールを抑えれば直ぐにでも実現できると思うのだが…。

昔の職場の仲間で盛岡在住のYさんは、風の便りで130kgに達したと聞いた。
減量のため色々と工夫したようだが、効果が出ていないようだ。
我が家に一週間も「援農」に来れば「直ぐに痩せるのに」と残念でならない。



スナックエンドウを収穫するオバサン。
身長165cm、体重50kgだが、凄く痩せて見える。
農繁期の肉体労働がそれに拍車をかけている。

「愛妻の 痩せた身体で 夏を知り」   

ナンチャッテネ。


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蛇との付き合い

2007-06-24 19:29:13 | 生活
先日の朝、家の庭で突然蛇と出くわし悲鳴をあげた。
家から出てきたジイチャンが蛇に驚いたことを知って「蛇を恐がってたんでは、百姓はつとまらネンタ゛」と軽蔑のマナコ。
オジサンは「ヘビを恐がる最初の百姓になるだけのことサ」と思っている。

蛇には一日に何度も出くわすので、その度に驚いて悲鳴をあげていたのでは声が涸れてしまうし心臓にも良くない。
あくまでも「予期せぬ遭遇」の場合に限定して条件反射的に悲鳴が出てしまう。
何とか「お友だち」なりたいものと思い、先日の草集めをしている時に出てきたシマヘビを持っていた熊手でからかってみた。
熊手を近づけるとシマヘビは身を縮めて戦闘態勢をとり、尻尾を頭の上に持って来て小刻みに震わしている。
ガラガラヘビが同じように「尻尾を振って音を出し、相手を威嚇する」と聞いたことがあるが、同じ習性がシマヘビにもあるようだ。

毎年、土手の草刈りで何匹かのヘビを草刈機の犠牲にしているが、今年は今のところゼロ。
極力犠牲者を出さないようにすれば、その見返りとしてこちからも驚かされる機会が少なくなるのではないかと、全く因果関係の無いことに期待を寄せている。



農薬を使わない野菜づくりに蛇のような執念を持って取り組んでいるオバサンにとって敵は雑草。
草取りの稼働を節減するために大豆の畝間を広く取り、管理機を使って草ごと掘り起こしている。
この後の鍬を使っての「土寄せ」は、暑い中では結構な負担となる肉体労働となった。

蛇からみたら、アメリカ原住民が白人に迫害されたように、後から来た人間に我が物顔されるのは「大きな迷惑」にちがいない。
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2007-06-23 19:26:09 | 
野菜にはコストも稼働もかかっているが、産直で良く売れるのは野菜よりも花や山菜。
なおかつ単価も高い。
花や山菜ばかりでは食生活は成り立たないはずだが、需要に対して供給量が多いためかどうしても野菜の価格は「安値」となるようだ。

だからと言って野菜作りを放棄して花や山菜に特化するつもりは毛頭無く、「ながら販売」で少しでも花も出荷するよう心掛けている。

その花のひとつ、僅かばかりの面積で育てた「矢車草」の出荷が間も無く終了する。
単位面積当たりの売上げという面で見ると大いに貢献してくれた。
これから夏に向けて色々な野の花が咲く時期を迎えるので、畑で育てた花との組合せも楽しみながら出荷して行くつもりでいる。



冬に実施した圃場整理の関係で今年は面積が狭くなってしまったミニアヤメ園。
周囲の雑草を取り除く前に花が咲いてしまった。
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「火事騒ぎ」続編

2007-06-22 20:20:47 | 生活
17日の日曜日に消防車が出動する山火事騒ぎがあったばかりだが、なんとその翌日に続編があるとは予想だにしなかった。
同じ農家が別の山間地にある休耕田の草を焼き、十分に消えた事を確認せずに放置したため、隣接する我が家の杉林に燃え移る事態となっていた。



集落から少し離れた山間地だったので、そんな事態になっていることは昨日の午後まで誰も気付かなかった。
一時は山の中腹に火が向かいかけたようだが、途中で消えてくれたのは不幸中の幸いだった。
もし、そのまま山全体が燃える事態となっていたら当然集落にも延焼することが予想されたので、それを考えただけでも「ゾッ」とする。



何度か杉の枝打ちをした場所で、期待を寄せているタラノキやコシアブラが焼けたのは痛かったが、それは大きな問題ではない。
それよりも、この種の事故が家の近くでも起こる可能性が高いということの方がずっと恐ろしい。



現時点でこの事を知っているのは、原因を作った農家と我が家だけだが、あまり軋轢を生じさせない範囲で何らかの対処策を検討する必要がありそうだ。
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荒川先生

2007-06-21 19:05:54 | 思い出
荒川先生は仙台時代にPTAの大会や市の大会でバレーボールのチームメイトとして一緒に闘った仲間。
普段は温厚な方だが、ゲームが始まるとファイトを剥き出しにしたガッツ溢れるプレーをするナイスガイだった。
高校ではボート、大学では陸上競技が専門。しかし、持ち前の運動神経の良さでアタックでもブロックでも何でもこなした。
それだけではなく、試合以上に盛り上がる祝勝会や反省会では歌って良し、踊って良しの芸達者でもあり、話しも面白いのでPTAのお母さん方の人気者であった。

「あれから30年…」
その荒川先生が思い出深い西多賀小学校の校長として戻って来た。
我々夫婦とは「遊びの世界」でのお付き合いしかなかったが、「教育者としても立派な方だったのだ」と惚れ直し、ささやかな「祝賀会」を開催したのは昨年のニ月のことだった。

その先生が、健康を害し一年早くこの三月で教育現場から勇退することを決めた。
30数年に亘る教育者としての活躍に敬意を表し、懇意にしていた数組の夫婦が集まって「退職慰労会」を福島の相馬で開催した。

「お酒を暫く断ったところ体重が10kg以上も減った」とのことだったが、元気にビールもお酒も呑んでいたのでまずは一安心。
お互いの気心を知り尽くしている仲間には、いつまでも元気で居て欲しいと心底願っている。



退職しても教育者としての血が騒ぐのか写真のような素敵な色紙を頂戴した。
最後の仕事である卒業式の式辞で話した言葉だという。
「座右の銘」として大切にするつもりでいる。

「教職員の皆さんに初めて退職を表明したとき、涙を流す人も何人か居た」とのこと。
このことからも先生のお人柄がしのばれる。

年一回はお互いの元気な姿を確認し合うことを約束して帰路についた。
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