一関商工会議所主催の講演会があった。
講師はTVでお馴染みの政治アナリスト伊藤敦夫氏で、私が最も信頼を置く
ジャーナリストの一人。
・権力はブレーキをかけないと暴走する。今の野党は史上最悪で、その
力量は全く無い。
・歴代の政治家で記憶に残るのは田中角栄の言葉。
「まずは結論を言え。そして理由は3つに絞れ」
・尊敬する政治家は後藤田正治。 戦争を最も嫌った政治家。
・嫌いな政治家は竹下登 平気で人を裏切る。
・菅前総理は反対意見に耳を傾ける器量を有していた。
・岸田総理は、よく言えば柔軟性があるがブレまくっている。
・茂木幹事長は極めて優秀な頭脳を持っているが人望が無い。
・一強他弱が長く続くと政治の劣化を招く。
・総理大臣の三大欲望。
「一日でも長く在位」「衆議院の解散権を行使する」「歴史に名を遺す」
・自民党の「大、強、富」に対し、野党は「小、弱、貧」を対抗軸とすべき。
・今回の参院選の与野党の公約は「毛針作戦」のみで中身が無い。
・日本はこの30年間、経済が低迷している。
アベノミクスで経済は好転していない。
そして、最後は「白票を投じてもいいから投票すること。それでも政治に
対する批判としての機能は果たす。」と述べて1時間半の講演を終えた。