厳美の「道の駅」理事長の違法行為を容認、擁護する一関市の不当な対応
に業を煮やし、県内の農事組合法人を指導監督する立場にある岩手県農林水産
部団体指導担当に利益相反行為や背任行為の事実と根拠となる条文を明示して
指導を依頼したのは平成29年5月のことだった。
文書を送付する前に団体指導担当の役割を担当職員に確認したところ「県内
の農事組合法人に農協法の趣旨を徹底させること」とのことだったので、違法
行為を改めさせるに最適の部署と思われた。
ところが、担当名は看板倒れでしかなく「ミイラ取りがミイラになる」お粗
末を演じてくれたのだった。
農事組合法人の設立目的も理解せず、また、農協法の条文を確認することも
ないまま、駅長の巧妙な虚偽説明に翻弄され「JAから餅米を仕入れることは
経営判断なので違法ではない。内部で文書決裁すれば問題ない」と違法仕入れ
を容認する逆指導を行ったのであった。
こんな呆れた指導に対し農林水産部長や出先の一関農林センター長に文書等
で再三抗議したが「結論は変わらない」と拒絶したまま5年も経過していた。
ところが、昨年の11月末に農水省が「県の見解は農協法の明文に反するの
で直ちに是正すべし」と県を指導したので「違法仕入は直ぐに解消されるもの」
と思われた。
しかし、それでも県は「動かない」ため担当係長に再三に亘り抗議したが、
あいまいな返事を繰り返すのみだった。
止むを得ず農業問題に精通している県議に依頼し「真意」を確認して貰った
ところ、担当の課長と係長から以下のような説明があったという。
- 国から「各法人の自主性を尊重し、干渉するのは必要最小限にせよ」との
指針が示されているので、それに従っている。 - 加工が全体の1/5を超えている否かは未だ確認出来ていない。
- 熊谷さんには、その旨を説明し了解を得ている。
2と3が全くの虚偽であることは言うまでも無いので、1.についてのみ反論を
試みる。
憲法は権力者の横暴から国民の権利を守るためのもの、会社法は取締役の不当
行為から株主の権利を守るためのもの、同様に農協法は役員の不当行為から組合
員の権利を守るためのものであることは論を待たない。
にも関わらず、県は「自主性の尊重」という美名のもとに理事長の「利権」を
容認し、県民(組合員)に対する権利侵害行為を放置したままとなっている。
また、法律よりも指針を優先するのは本末転倒でしかなく「違法行為の是正」
は「必要最小限の指導」の範疇に入ることは言うまでもない。
しかし、1.は県議への表向きの説明であって、本音は違法な取引を容認した
まま私の抗議を拒絶し続けて来た「故意or重過失」を正当化するための詭弁で
しかない。
何のことは無い、県民の権利の保護よりも「自らの保身を優先」しているに
過ぎないのである。
そもそも農協法の明文に反することが明確になっても「自主性を尊重」とは何た
る無責任。
これは「犯罪の教唆、幇助」であり、団体指導担当の使命の放棄でもある。
組合員に対する権利侵害行為は今も公然と行われていることから、県は直ちに
改善命令を発出し違法取引を止めさせるべきである。
県は多面的機能支払の総会についても「開催するかしないかは各集落に任せて
ある」などと不当な見解を示し、集落組織の役員が交付金を恣意的に費消するの
を容認し、県民(構成員)の権利を侵害している。
これも「自主性の尊重」を大義名分に自らの無為無策を正当化しているに過ぎ
ない事例である。
農林水産部に於いて、このようなコンプライアンスに反する行為が常態化してい
ることを達増知事は把握しているのだろうか。
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(写真と下の文は娘のFBから借用)
土日祝日は朝7時から早朝開園しているということで、今日は芝生の上
で朝ごはんです。
空気も澄んでいて気持ちのよい土曜の朝です。
今日と明日は、無料開放中!
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(新宿御苑)