寒い春

寒い日が続いている。寒さのため水稲の芽の出も遅い。
産直店の客足も昨日まではイマイチのようだ。
お天道様が輝いてくれない限り、百姓は打つ手無し。
「サムサノハルモオロオロアルキ」だ。

追い討ちをかけるように、種蒔き機が不調で、必要量の苗を確保できなくなる心配も出て来て、オバサンは眠れない夜を過ごした。今朝、JAさんに依頼したところ早速来て調整してくれた。
お陰で今日は順調に作業が進んだのでまずは一安心。
今日はグッスリと眠れそう。



この松の木は田んぼの隅に立っている。いい姿をしているというので、バブル華やかしき頃に30万円で譲って欲しいとの申し出あったそうだ。今、100円を稼ぐのに汲々としていることを考えると、残念なことをしたと惜しまれる。
いずれ松食い虫に侵されて全滅するなどとは誰も予想できなかった。病虫害対策をしっかりできる人に育ててもらえたら、この松にとっても幸せだった筈だ。