この前サンディー盤を取り上げた時に “曲の最中に言語をスイッチする歌い方が大好き” と書いた。そんな中でも特に日本語の元歌をセンス良くバイリンガル変換するようなヴァージョンには目がない。 MAYA の「私はピアノ」なんか “ポルトガル語と日本語” という非常にレアな組み合わせで、私には垂涎モノのカヴァーだったのだが、このキャット・マクドウェルの「ナゴリユキ」もそんなお気に入りの1枚だ。
ウィキペディアによると、彼女はニュージーランド人の父と日本人の母を持つシンガーソングライターで、子供の頃から音楽に興味を持ち始め、母が大ファンだったイルカのアルバムを聴きいてヴォーカリストへの夢を抱くようになったという。ニュージーランド、イギリスでの音楽活動の後、日本で2007年にインディーズのレーベルからデビュー。この「ナゴリユキ」はマツモトキヨシのかぜ薬CMとして2008年頃にオンエアされていたらしいが関東中心ということで、奈良の田舎に住んでいてテレビを殆ど見ない私はまったく知らなかった。
そんなある時、YouTubeの関連動画一覧の中にこの「ナゴリユキ」があって、たまたまクリックしてみてすっかりその面白さにハマッてしまったというわけなのだ。この手のバイリンガル・ヴァージョンはヴァースごとに言語を変えるのが普通なのだが、キャットは大胆にもフレーズごと、あるいは単語1語のみでチェンジするのでルー大柴みたいに聞こえてこれがもうめちゃくちゃ面白い。
As I sit with you waiting for your train 時計を気にしてる
季節はずれの snowflakes begin to fall
東京で見る雪 yeah, you sigh, won't see this anymore
さみしそうに I saw a tear well in your eye
なごり雪も knows exactly when to fall ←ワロタ(^o^)丿
And the snow, it lingers on 季節のあとで
※ Darlin' you were never more beautiful than you are right now
You could never be anymore beautiful right now ←ここカッコイイ!
動き始めた汽車の window に顔をつけて ←ルー語炸裂!
You said something that I couldn't hear
君の唇が good-bye と動くことが ←日英トゥギャザーしてますな
I was scared so 下を向いてた
Seasons come and seasons go, and 幼い君も ←この表現、渋いっ!!!
大人になると you don't notice it at all
※ repeat
君が去ったホームに残り
落ちては融ける snowflakes 見ていた ←まだやるか(>_<)
※ repeat
とまあ終始こんな具合いなのだ。初めて聴いた時、完全英語ヴァージョンかと思って聴いていて “時計を気にしてる~♪” で ??? となり、“季節はずれの snowflakes begin to fall ~♪” で面白っ!!! となったわけ。それにしてもこれまで色んな曲を聴いてきたが、 “なごり雪も knows exactly when to fall” って主語と述語を違う言語で聞くっていうのはめっちゃ新鮮やねぇ...(笑)
こう書いてくると面白いだけの色物系かと誤解されそうだが、肝心の歌声の方も実に耳に心地良いもので、そのちょっと鼻にかかったような温かみのある声で舌っ足らずに歌うスタイルはリラクセイション溢れる癒し系。そんな歌声がレゲエ・タッチのユル~いアレンジ(プロデュースは例のカーペンターズ・レゲエ・カヴァーを出したパシフィスツの仕掛け人、屋敷豪太氏)とベストのマッチングを見せ、実にユニークな「ナゴリユキ」になっている。彼女の素朴で飾らない人柄が歌に滲み出ているような感じで好感度も抜群だ。これで良いオリジナル曲に巡り合えれば一気にブレイクするかもしれない。あるいは全曲英語スタイルで “昭和の名曲カヴァー集” なんて出してくれたら嬉しいなぁ... 私、絶対買いまっせ。
尚、 YouTube では部屋ライブ形式でスピッツの名曲「チェリー」の完全 English Version (こっちはルーしてません!)も公開しており、これがまためちゃくちゃエエ感じに仕上がってるので興味のある方はご覧ください。
スピッツ - チェリー (English) cover by Kat McDowell
ウィキペディアによると、彼女はニュージーランド人の父と日本人の母を持つシンガーソングライターで、子供の頃から音楽に興味を持ち始め、母が大ファンだったイルカのアルバムを聴きいてヴォーカリストへの夢を抱くようになったという。ニュージーランド、イギリスでの音楽活動の後、日本で2007年にインディーズのレーベルからデビュー。この「ナゴリユキ」はマツモトキヨシのかぜ薬CMとして2008年頃にオンエアされていたらしいが関東中心ということで、奈良の田舎に住んでいてテレビを殆ど見ない私はまったく知らなかった。
そんなある時、YouTubeの関連動画一覧の中にこの「ナゴリユキ」があって、たまたまクリックしてみてすっかりその面白さにハマッてしまったというわけなのだ。この手のバイリンガル・ヴァージョンはヴァースごとに言語を変えるのが普通なのだが、キャットは大胆にもフレーズごと、あるいは単語1語のみでチェンジするのでルー大柴みたいに聞こえてこれがもうめちゃくちゃ面白い。
As I sit with you waiting for your train 時計を気にしてる
季節はずれの snowflakes begin to fall
東京で見る雪 yeah, you sigh, won't see this anymore
さみしそうに I saw a tear well in your eye
なごり雪も knows exactly when to fall ←ワロタ(^o^)丿
And the snow, it lingers on 季節のあとで
※ Darlin' you were never more beautiful than you are right now
You could never be anymore beautiful right now ←ここカッコイイ!
動き始めた汽車の window に顔をつけて ←ルー語炸裂!
You said something that I couldn't hear
君の唇が good-bye と動くことが ←日英トゥギャザーしてますな
I was scared so 下を向いてた
Seasons come and seasons go, and 幼い君も ←この表現、渋いっ!!!
大人になると you don't notice it at all
※ repeat
君が去ったホームに残り
落ちては融ける snowflakes 見ていた ←まだやるか(>_<)
※ repeat
とまあ終始こんな具合いなのだ。初めて聴いた時、完全英語ヴァージョンかと思って聴いていて “時計を気にしてる~♪” で ??? となり、“季節はずれの snowflakes begin to fall ~♪” で面白っ!!! となったわけ。それにしてもこれまで色んな曲を聴いてきたが、 “なごり雪も knows exactly when to fall” って主語と述語を違う言語で聞くっていうのはめっちゃ新鮮やねぇ...(笑)
こう書いてくると面白いだけの色物系かと誤解されそうだが、肝心の歌声の方も実に耳に心地良いもので、そのちょっと鼻にかかったような温かみのある声で舌っ足らずに歌うスタイルはリラクセイション溢れる癒し系。そんな歌声がレゲエ・タッチのユル~いアレンジ(プロデュースは例のカーペンターズ・レゲエ・カヴァーを出したパシフィスツの仕掛け人、屋敷豪太氏)とベストのマッチングを見せ、実にユニークな「ナゴリユキ」になっている。彼女の素朴で飾らない人柄が歌に滲み出ているような感じで好感度も抜群だ。これで良いオリジナル曲に巡り合えれば一気にブレイクするかもしれない。あるいは全曲英語スタイルで “昭和の名曲カヴァー集” なんて出してくれたら嬉しいなぁ... 私、絶対買いまっせ。
尚、 YouTube では部屋ライブ形式でスピッツの名曲「チェリー」の完全 English Version (こっちはルーしてません!)も公開しており、これがまためちゃくちゃエエ感じに仕上がってるので興味のある方はご覧ください。
スピッツ - チェリー (English) cover by Kat McDowell