shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

B'z 新曲「DIVE」 1コーラス・プロモーション

2009-06-17 | B'z
 去年のB'zは20周年記念ということで「ウルトラ・プレジャー」、「ウルトラ・トレジャー」という2種類の超ベストCD、それに20年間の集大成DVD「ヒドゥン・プレジャー」、そして意表を突いたNHK特番への出演と、八面六臂の大活躍で、ファンとしてはB'z三昧の素晴らしい1年を満喫させてもらった。年が明けてもそのコーフンは覚めやらず、「グローリー・デイズ」DVDで20周年記念フィーバーの余韻に浸ることができたものの、ファンとは贅沢なものでそろそろ新曲が聴きたくなってくる。ちょうど去年の4月にリリースされた「BURN -フメツノフェイス-」以来1年以上のインターバルが空き、飢餓状態もだんだん臨界点に近づきつつあった頃、テレビで “キリンZERO” のCM(「しかも...」でバックに本物の鹿が映り込んでくるのにはワロタ...)を見て “あ~早く新曲聴きたい!” と思っていた矢先に“Suzuki Swift” の車のCMソングに新曲「DIVE」が決定。といっても私は基本的にテレビを見ないのでどうしたものかと悩んでいた(CMは待ち伏せでけへんし...)ところ、YouTube で見られるのを知り、早速チェック。わずか15秒のCMながら、新曲の持つ “快適なスピード感” と鮮やかなブルーが眩しい海岸線を風を受けて疾走する車の映像がピッタリ合っている。“ラララララ~♪”のフレーズが耳に残るアップテンポのロック・サウンドが耳に心地良い。早よフル・ヴァージョン聴きたいなーと思っていると、今度は本家本元のビーイングから“B'z 新曲「DIVE」1コーラスプロモーション映像” が YouTube にアップされたのだ。
 B'zファン178さんのブログによると初日だけで2万8千回の再生回数を達成、Most Viewed の第7位にランクインしたというが、やっぱり15秒CMに比べると1コーラス71秒、しかも花火打ち上げまくりのライブ映像付きというのは全然印象もインパクトも違う。CMの方がキーが高かったので多分間奏後に転調しているのだろう。「ウォーク・ドント・ラン」なギター・リフに名盤「ビッグ・マシーン」的なハードロック処理を施し、それで名曲「ステイ・グリーン」を包んでじっくり焼き上げ、仕上げにライブを意識して「BANZAI」の打ち上げ花火的なフレイヴァーをたっぷり効かせて出来上がり、という感じの、実にカッコイイ曲なのだ。キャッチーなメロディー、心地良い疾走感、圧倒的なテンションの高さ... もうお世辞抜きで何回聴いても鳥肌モノだ。松本さんのハードなギターに続いて大量投下される “ラララララ~♪” がこれまたB'zファンの心の琴線をビンビン刺激する。私は鼻歌で歌えるメロディーこそが最高だと常日頃から思っているのだが、これこそまさに稲葉さんの鼻歌ではないか!ロック・スピリット溢れるカッコ良いギター・サウンドと唯一無比の力強いヴォーカルの絶妙なコンビネーションこそがB'z最大の魅力だと云い切ってしまいたくなるカッコ良さ。ライブでドッカンドッカン花火が上がり、稲葉さんの “せ~のでDIVE!” の掛け声で会場全体が大きく揺れる様子が手に取るように目に浮かぶ。とにかくライブで映える、というかライブを前提にして書かれた、夏にピッタリのノリノリのハードロックに仕上がっている。様々なニーズに合った曲を書くことのできる “職業作家・松本孝弘” 会心の1曲といえるだろう。それと、これは両A面シングルということなのでもう1曲の方も大いに楽しみだ。スローなバラッドでくるのか、それともポップなミディアム調でくるのか、と想像するだけでも楽しい。8月5日の発売日が待ちきれない!!! それにしてもこの曲はクセになるなぁ... (≧▽≦)

B'z 新曲「DIVE」1コーラスプロモーション映像


B'z - BURN -フメツノフェイス-