津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

花も花なれ、人も人なれ

2009-03-30 13:10:50 | 書籍・読書


花も花なれ、人も人なれ ――ボランティアの私

著者:細川加代子
販売価格:1,680円(税込)
出版社名:角川書店


【本の内容】
お金がなくても、時間がなくても、あなたが出来ることは必ずある!
自分の夢は、人の役に結び付いている! あなたの「笑顔」と「ありがとう」は連鎖して世界を変える。スペシャルオリンピックスをはじめ、数々の運動を成功に導いたソーシャライツ、細川佳代子のスタイルを初公開。
【著者情報】
1942年神奈川県出身。66年上智大卒。企業の欧州駐在員として勤務後、細川護煕氏と結婚。94年スペシャルオリンピックス日本支部設立。05年冬季世界大会会長、「500万人トーチラン」実行委員長。06年より名誉会長を務める。「世界の子共にワクチンを」日本委員会代表等も歴任。
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国への想い

2009-03-30 12:29:06 | 歴史
 「戸越御屋敷」のお庭は、細川家が作り上げたものとしてその名残を留めている。「戸越御屋敷惣御差圖」は、寛文拾壱年十月のものだが、此の頃「御庭」も完成したのではないかと考えられている。永青文庫にある文書「塵籠」は、寛政十一年当時の戸越屋敷の状況を記したものだが、作庭に関する「奇石珍木存せるもの」等が記されており興味深い。国許への想いが深く感じられ、遠く江戸まで運ばれてきた幾つかの物が有る。蒲野久員という人が書き残したものである。

 ■牛水御手水鉢石
    弐畳敷程御書院御縁角ニあり、阿蘇之御嶽向之二重峠ニありし自然石也
    天水の溜りたるを牧の牛呑居るを綱利君御参府御通行之節、御駕之内よ
    り御目ニ留り江戸へ可引旨被仰付、豊後路を引候へハ海上百里余り近候
    得共山谷険しくして引難十余里熊府へ引卸し玄海灘を経品川迄四百りの
    海上を積て着ぬ仍牛水と銘し給ふ由
   二重峠  www.geocities.jp/aosora_nosita/sizen_futaetouge.html
 ■御氈石
    長サ二間幅三尺程、肥後石カマトキ(注:金峰山鎌研坂周辺の事か)

その他「種々の雅石是又肥後豊後備後三国より引給ふ」とある。又、阿蘇谷と名付けられた場所があったり、阿蘇の的石(肥後国一宮阿蘇神社大神弓勢をためし給ふ是的に也たる石なり)を模した石を阿蘇内牧から引かせたりしている。
   阿蘇(市)内牧に的石という地区があり、次のような説話も残されています。
         asobotei.sakura.ne.jp/sinwa/kihati/kihati.htm

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さくらさくら弥生の空は・・・

2009-03-30 10:16:53 | 徒然
 花冷えがつづいたり、雨がふったりお花見にはあいにくのお天気が続きました。街中を走ってみますと、思いがけない所に大きな桜の木があることが判り驚かされます。私の住まいの近所にも枝が無残に折れた、老残の桜の古木が有りますが、それでも健気に花を咲かせており、その姿には風情さえ感じます。
       わきて見ん老木は花もあはれなり
              今いくたびか春にあふべき  

 西行法師は自らの老いを桜になぞらえて歌っています。とりわけ心して眺めたいという訳ですが・・深いですねー。私の如き凡人は近所の老木を見ても、「染井吉野じゃそろそろ寿命だな」と現実的です。「花鳥風月に興味を持ち出すのは老いの証拠」とは、明石やさんまの名言(迷言?)ですが、その通りだとすれば私は随分早く老域に入った事になります。近所のお宅の色々な木々が花をつけているのを見ると、思わず歩みを止めて見上げてしまいます。こんな本格的爺様になりました。 熊本の弥生の空は桜吹雪状態です。

     追記:阿蘇方面は積雪があったらしく、熊本市内も冷たい一日と成りました。20:50記

   
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