6月号が送られてきた。パラパラめくっていると「水戸徳川家関係略系図」なるものが目に飛び込んできた。長山靖生著『天下の副将軍・水戸藩から見た江戸三百年』の紹介の一文の中のことである。「諸国漫遊もせず、参勤交代もせず」「兄頼重の子綱条を養子として水戸家を譲り、実子頼常は頼重の養子とした」 そんな「水戸黄門は、何を目指していたのか?」と問われると、これは読んで確認するほかない。
俳優児玉清が痛快無比の忍者小説、和田竜著『忍びの国』を紹介している。「天正伊賀の乱」を背景にした、織田信雄とその家臣たちが、北畠具教を亡き者にした事件に絡む話らしいが、名うての読書家だと評判の児玉氏の推薦とあらば、見逃すわけにも参るまい。
連載の宮城谷昌光の「古城の風景」、秋山駿の「忠臣蔵」は毎回待ちかねて愛読している。
俳優児玉清が痛快無比の忍者小説、和田竜著『忍びの国』を紹介している。「天正伊賀の乱」を背景にした、織田信雄とその家臣たちが、北畠具教を亡き者にした事件に絡む話らしいが、名うての読書家だと評判の児玉氏の推薦とあらば、見逃すわけにも参るまい。
連載の宮城谷昌光の「古城の風景」、秋山駿の「忠臣蔵」は毎回待ちかねて愛読している。