津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

さくらさくら弥生の空は・・・

2009-03-30 10:16:53 | 徒然
 花冷えがつづいたり、雨がふったりお花見にはあいにくのお天気が続きました。街中を走ってみますと、思いがけない所に大きな桜の木があることが判り驚かされます。私の住まいの近所にも枝が無残に折れた、老残の桜の古木が有りますが、それでも健気に花を咲かせており、その姿には風情さえ感じます。
       わきて見ん老木は花もあはれなり
              今いくたびか春にあふべき  

 西行法師は自らの老いを桜になぞらえて歌っています。とりわけ心して眺めたいという訳ですが・・深いですねー。私の如き凡人は近所の老木を見ても、「染井吉野じゃそろそろ寿命だな」と現実的です。「花鳥風月に興味を持ち出すのは老いの証拠」とは、明石やさんまの名言(迷言?)ですが、その通りだとすれば私は随分早く老域に入った事になります。近所のお宅の色々な木々が花をつけているのを見ると、思わず歩みを止めて見上げてしまいます。こんな本格的爺様になりました。 熊本の弥生の空は桜吹雪状態です。

     追記:阿蘇方面は積雪があったらしく、熊本市内も冷たい一日と成りました。20:50記

   
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