津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

SL復活「お出でまっせ、人吉」

2009-03-02 18:32:32 | 熊本
 SLが復活する。昨年12月16日のブログ「お出でまっせ」で一度ご報告した。そのSLが、すっかりお色直しをして今朝早く熊本入りした。但し自走ではなく、ディゼルに曳かれての事である。4月25日から熊本--人吉間(JR鹿児島本線--肥薩線)に御目見えである。出発に当たっての博多駅は2,000人のフアンで賑ったという。その時が待ち遠しい。
          www.hitoyoshi-hikari.com/hisatu2007/sl.html
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木村重成の弟

2009-03-02 17:53:29 | 歴史
 木村長門守重成の弟・重之なる人が熊本へ逃れ来て、海東村(宇城市--旧・小川町)に住んだらしい。小川町史に次のようにある。(p1087)

              浄山院本然清雲居士
         君諱重之字與門之助 佐々木三郎佐衛門重頼之子
       木村長門守重成之弟也 君幼而俊 事勇敢 元和元年
       坂城陥後 潜匿四方数年 遂来本藩居干海東村 寛永
       一四年有故改氏篠原 一五年有馬之役 玅解公 使金
       守外記藤懸蔵人監 楼之鳩工聚材城兵屢毀之 踰月不
       就遂命翁不日落城 蓋意匠出干衆云 公賞其功又奮戦
       得首一一級名聲籍々 公大賞之賜白金及章服 後妙応
       公追念君功賜俸禄 世々勿絶祀 君以元禄六年癸酉五
       月一九日没 享寿九〇有三葬干海東村亀山之東 有碑
       無銘 五世孫明徳君賢之父也 恐其功之煙滅作銘欲刻
       諸碑 微文覧々幼入釋門奉不立文字之教 急父命不徳
       辤聊記其梗概 嗚呼若君之勲功載在傳記 豈待余語乎
       銘曰
        不聖不凢後地先天 今古霊玅至遊綿綿去来迹絶黨無
       偏 随處応現眞月常圓
         文政一〇年丁亥五月一九日
                     泰巖洞領法子道賢撰
                     五世孫篠原明徳謹建 


 さて、何と書いてあるのかさっぱり判らない。このことについて情報をお持ちの方は、是非ともご教示いただきたい。
コメント (2)
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城郭侍屋敷古図集成・熊本城

2009-03-02 08:52:13 | 書籍・読書
【城郭侍屋敷古図集成・熊本城】 
        著者 北野 隆 編  出版社 至文堂  出版年 1993  価格 53,000円

   熊本城は慶長十二年加藤清正によって建てられた。寛永九年加藤家は改易、細川家が入国
   するに及び、大々的に改修・増築が行なわれた。広大な池や庭園を備えた国許屋敷のみなら
   ず江戸屋敷にも桂離宮を想起させるような御殿群が作られるなどその威容を誇った。
   熊本城の解明とともに江戸の武家生活解明に不可欠な資料集。
  【主要目次】
   ■熊本城/一、熊本城の歴史/二、熊本城の縄張/三、熊本城の天守と櫓/四、熊本城本丸
    御殿と侍屋敷/
   ■細川藩の江戸屋敷―近代初期細川藩の江戸屋敷について/一、龍口上屋敷/二、細川三斉
    中屋敷/三、芝下屋敷/四、白金屋敷/五、戸越屋敷(江戸屋敷)/
   ■細川藩の国許屋敷―国許屋敷と庭園(茶道方)について/一、花畑屋敷(国許屋敷)
    /二、水前寺成趣園/三、茶道方の成立について/
   ■細川藩の御茶屋と侍屋敷

細川家江戸屋敷について色々調べている内に、もしやと思ってたどり着いたのが上記の本である。余りに高くて手元には置けそうにもない。細川家文書の研究から解明された、江戸屋敷の全貌である。(それでもまだ解明されていない部分がある)ここに掲載されている内容は北野教授(熊本大学=現・名誉教授)の以下の論文がベースになっている。

※日本建築学会・論文報告集 ( )書は掲載号  
   ■細川家文書による近世初期江戸屋敷の研究 1972年(200号)
   ■肥後藩における江戸時代中期の武家屋敷と茶道方について 1973年(210号)
   ■近世初期(慶長期)武家屋敷の一例について 1973年(213号)
   ■近世武家住宅における数寄屋風書院について-大名屋敷の殿舎構成と数寄屋風書院-
                                 1978年(263号)
   ■近世武家住宅における数寄屋風書院について-大名屋敷の数寄屋風書院の平面と機能-
                                 1978年(267号)
   ■近世公家住宅における数寄屋風書院について-院御所について- 1978年(274号)
   ■近世公家住宅における数寄屋風書院について-摂家住宅について- 1979年(275号)
   ■熊本城の宇土櫓について 1981年(306号)

※日本造園学会誌
   ■水前寺成趣園の歴史的研究 1978年(41号)
                              
                     【熊本大学研究者情報】より管理人が編集

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