津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

無礼討ち

2007-04-27 00:02:14 | 歴史
 熊本における浄土宗の古刹往生院を訪ねた際、大矢野家のお墓を発見した。細川家家臣大矢野家のものであるのかどうかは定かではない。大矢野氏は天草五人衆の一つである。「阿部茶事談」の著者栖本又七郎も同様、天草五人衆の後胤だ。共に加藤清正、小西行長に対抗して戦い、破れた後は小西の旗下に組み込まれ、小西没落後は加藤清正配下となり、加藤改易後は細川家家臣となった。大矢野源左衛門という侍があった。いたずら息子を咎め立てていた町人の親父が投げた火吹き竹が、運悪く源左衛門にあたり、親父は無礼討ちにあってしまう。いたずら息子は後に僧籍に入り不運な父親の菩提を弔いながら生涯をかけて109体の石仏を建立した。放牛石仏と呼ばれるものである。堀内傳右衛門の旦夕覚書に記録されている。
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新説阿部一族

2007-04-25 21:02:26 | 書籍・読書
 熊本城築城400年を記念して、「阿部一族」が映画化されるという話があるそうだが、本当なのだろうか。新人物往来社からでた「新説阿部一族」は、かって小林正樹監督で映画を撮るために上梓されたものらしい。作者は熊本出身の升本喜年氏である。熊本出身であるが故の思い入れも有ったらしいが、森鴎外の著作「阿部一族」の資料となった「阿部茶事談」の粉飾や、史実と異なる多くの誤りを正し「史実に忠実に」書き込まれたそうだ。どうぞご一読を・・・
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近況

2007-04-18 23:37:21 | 徒然
津々堂どうやら元気にしています。先週末は雹が降ったり、今日は冬の気配に逆戻り阿蘇山上は28センチほどの積雪があったとかで、すごい冷え込みでした。冷え込みは心臓によくありません。心臓によくないといえば、再々のPCのトラブルがこたえています。今回は完全にハードがやられてしまいました。マザーボードを入れ替える必要があるのですが、なかなか身体が動かず買いに出かける行動ができずにいます。古い画面の小さいノートパソコンでタイピングしている有様です。早く復帰したいと思いますが、しばらくこのような状態が続きます。お許しください。
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近況

2007-04-06 21:27:42 | 徒然
 なんだか体調が優れません。軽い狭心症なのでしょうが、痛みがひどく悶絶状態が数分続きます。メールをいただいたり、資料をお送りいただいたりしていますが、ご返事を差し上げる元気が有りません。余りにも不義理が続いておりますが・・・今しばらくご猶予ください。
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花冷えの山に槍もて立ちてあり

2007-04-02 22:38:59 | 徒然
 加藤清正公の墓所浄池廟から、心臓に悪い石段を上り詰めたところにこの銅像が建っている。今は桜が満開で、この写真を撮った日も幼稚園の子供たちや、お花見のご家族で広場は賑わっていた。今日の熊本は黄砂現象で、遠望する本妙寺山(銅像がある所)の桜も、霞んで見えない。
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