国連のピレイ人権高等弁務官は12日、国連安全保障理事会の非公式協議に出席し、反政府デモ参加者への武力弾圧を続けるシリアのアサド政権が、さらに大規模な武力行使を準備している可能性があると報告した。市民の虐殺を防ぐ措置を講じるように安保理に求めた。 ピレイ氏の報告内容を国連人権高等弁務官事務所(OHCHR、本部・ジュネーブ)が公表した。OHCHRによると、アサド政権はシリア中部ホムスに戦車数百台を集結させ、街の周囲に塹壕を掘っている。ピレイ氏はアサド大統領に対し、攻撃中止命令を明確に出すよう要求した。 また、デモ弾圧による死者は、推定で子ども300人以上を含む5千人を超えるとも報告。シリアを「人道に対する罪」で裁くため国際刑事裁判所(ICC)に国連安保理が捜査を要請することも求めた。
@シリアも中々終結しませんが、これがデモの弾圧ですか? 100%内戦状態です。
@シリアも中々終結しませんが、これがデモの弾圧ですか? 100%内戦状態です。