あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

春の「青春18きっぷ」は8千円

2007-03-14 22:02:05 | 鉄道
 毎年春、JRから発売される「青春18きっぷ」、今回は、JR
発足20周年記念特価の8,000円です。



 「青春18」だからといって、18歳しか使えないということは
ありません。気持ちが青春ならば、誰でも利用できるのです。

 従来は、1万1,500円で5回(5日)分でしたから、1回(1日)
あたり2,300円でしたが、この春はなんと1,600円です。

 1600円で、JRの普通列車、快速列車自由席と、宮島航路
に乗り放題ですから、本州のJR3社なら、1日で片道46km
以上の区間の往復、あるいは91km以上の区間を乗車すれば、
普通運賃のきっぷを購入するより割安になるのです。

 片道46kmというと、東京駅からなら東海道線の大船、中央
線の八王子以遠までの往復、91kmというと東海道線真鶴、
中央線初狩以遠に行くのに利用すれば割安になります。

 私は、四国遍路と瀬戸内倉敷ツーデーマーチの帰途に、2回
(2日)利用しました。



 3月11日(日)は、朝、岡山~倉敷間(普通運賃320円)に、
午後は倉敷~新大阪間(普通運賃3,260円)、(計3,580円)、
12日は、新大阪~東京~西国分寺~新秋津間(普通運賃
8,720円)2日間合計では、12,300円分が、3,200円で
済んだというわけです。

 その差額は9,100円ですから、新大阪でのビジネスホテル
代4,095円を差し引いても、5,005円割安になりました。

 仮に、3月11日にウオーキング大会終了後、新幹線のひか
り号利用によるジパング割引で倉敷から帰宅したとすれば、
運賃8,600円、ひかり号自由席4,310円、朝の岡山~倉敷
320円を加えて、計13,230円が、3,200円で済むという
ことになり、さらに割安になります。

 時間を使うか、お金を使うかのどちらかで、新幹線か、「青春
18きっぷ」かということになるのですが、たまには在来線で、
ゆっくり景色を眺めながら時間をたっぷり使う旅も試みてはと
思い、紹介した次第です。

 もちろん、在来線では岡山~東京間の直通列車はありませ
んから、何度か乗り継ぎをしなくてはなりません。でも、東海道
線や山陽線は、乗り継ぎがかなりスムースに出来るようにダイ
ヤが組まれていて、数分から20分程度で乗り継ぎが出来る
ので、駅のトイレに寄る時間がないくらいで、次の列車に乗れる
のです。

 春の「青春18きっぷ」の発売期間は3月31日まで、利用期間
は4月10までです。今年の桜は早いとか、お花見に利用する
のもよいかもしれません。

 発売箇所は、JRの主な駅、駅の旅行センター、主な旅行会社
などです。

 青春18きっぷでの帰途、雪の米原駅構内です。


 こちらは、静岡県富士市周辺からの富士山。 

 こういう写真も、新幹線からだとスピードが速すぎて、なかなか
難しいのですが、在来線の方が撮りやすいようです。

 さて、残り3回(3日)はどこに行こうかなー。

 




 
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四国遍路ふた旅後半第19 日

2007-03-14 20:54:18 | Weblog
2007年3月8日(木)

88番大窪寺そばの宿、八十窪を7時40分に出発した。
明け方に雪が降り、屋根や田畑はうっすらと白い。しかし、すでに青空が広がる。
国道377号を南東に向けて下る。今日は、四国遍路の輪を結ぶため、3番金泉寺近くの宿まで行き、明日、1番霊山寺まで戻る予定である。
香川県東かがわ市と、徳島県阿波市の県境に、徳島県天然記念物、境目のイチョウが立つていた。
黒川沿いになり、国道377号から県道40号へ。山間から田園地帯に出て、海沿いに続く引田の町並みの南側の旧道を東へ。
番外霊場で、屋島合戦の際、義経や弁慶が1泊したという、東海寺に参拝する。
讃岐相生駅近くから、香川、徳島県境の大坂峠への遍路道にかかる。明治初期に開通したという道は、幅広く傾斜も緩く、歩き易い。高度が上がり、引田の町並みや海の展望が開けてきた。
県境の大坂峠から、さらに広葉樹の間を標高380mまで上がって、下りとなる。
JR高徳線沿いに南に進んで、徳島県板野町のばんどう旅館に、16時30分に着く。
添付写真は、大坂峠上りからの、引田町のと海の展望。


(注)この原稿は、8日夜ばんどう旅館で携帯電話により作成し、当日夜発信
したつもりでしたが、アップできていなかったようですので、本日(14日)再度
送信しました。
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