昨日報告した愛媛県内子町の、内子駅前のSLと内子の町並み、
特に国の伝統的建造物群保存地区に指定されている八日市護国
地区を中心に、もう少し紹介します。
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2007年2月18日(日)
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=33/33/8.050,132/39/20.820&scale=70000)
JR内子線内子駅前には、C12 231号SLが展示されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f3/6326320d4aedba2543efd621829d64be.jpg)
このSLは、内子線を走った蒸気機関車のうち、最後の昭和44年
(1969)4月~昭和45年(1970)3月末まで走った蒸気機関車
とのこと。
当時、貨物専用列車として、内子駅から伊予大洲駅間を、内子
町内や、この日と翌日歩いた小田川流域で生産される木炭や木材
を運んだという。
町の中心街、本町通に入り、400mほどで左に入ると、大正5年
(1916)、大正天皇即位の大典を記念して建てられた歌舞伎劇場、
内子座がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/bf/dabc05ad16124c6f366cfae100ced1be.jpg)
建物は、当時全国的に建てられた劇場の基本に習い、妻側を正
面にした木造瓦葺き2階建てで、回り舞台や花道などを整えている。
その後、映画館や商工会館に転用され、部分的に改造されたので、
昭和60年(1985)に、総事業費7,020万円をかけて復元完成した
という。
本町通りの中ほどにある下芳我邸(しもはがてい)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6c/65dc7f76c8017fda89145009ff931788.jpg)
築後130年の旧家で、石挽きのそばと摘み草御膳が味わえ、
ギャラリーも併設している。
少し先、伊予銀行内子支店の角を左に入ると、国の重要伝統的
建造物群保存地区に指定されている内子町八日市護国地区がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/5f/1ba3ebff02b61263031351fe38c7cd34.jpg)
電線を地中に埋設し、昔ながらの風情の町並みが約600mに
わたり続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/98/7c24ec45e36b57e0acb9539fb80a6cc9.jpg)
国重要文化財の本芳我家(ほんはがけ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a8/243060a8e3ed63b0765ecfd10d92c491.jpg)
木蝋(もくろう)の生産と海外輸出で財をなした旧家である
(非公開)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ce/5ffe0bccbf9a13b619e7ce75699e4800.jpg)
町並みには、竹材点や民芸品などの店、土産店、喫茶店、そば屋
などが並んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/7c/fc80b62f072f0235d28bbca4906be064.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/52/63e08e1fdbed5ea98b671330ec50c6eb.jpg)
内子の典型的な屋根と壁面を見せる建物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/7c/94484236c4b12921ae511a83ff62b4c1.jpg)
私が興味を持ったのが、この折り畳み式のぬれ縁。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a9/70bebc66b3f5dc9f31704865c88f2824.jpg)
夜間はこのように折りたたんでおき、朝になると下のように使え
るようにする。(上と下は別の家)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5a/d847fc0eff00be06adedf55e3c5eb861.jpg)
内子独特のものだと、使えるようにしていた人が教えてくれた。
木蝋資料館「上芳我邸」(かみはがてい)。木蝋生産で財をなした
芳我家の分家の一つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/9d/b4e123097391b27398205f988a27e069.jpg)
木蝋の生産工程や道具などを公開している。国重文である。
指定地区の最奥、八日市・護国町並み保存センターまで行き、往路
を戻ったら、大森和ろうそく屋ののれんが出ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ec/b6423aa99b188c498112e22377896d0f.jpg)
内子町で唯一の手づくり和ろうそく店。ハゼの実から搾り取るろうを
年輪のように重ねて塗りつける、独特の製法が見られる。
特に国の伝統的建造物群保存地区に指定されている八日市護国
地区を中心に、もう少し紹介します。
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2007年2月18日(日)
JR内子線内子駅前には、C12 231号SLが展示されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f3/6326320d4aedba2543efd621829d64be.jpg)
このSLは、内子線を走った蒸気機関車のうち、最後の昭和44年
(1969)4月~昭和45年(1970)3月末まで走った蒸気機関車
とのこと。
当時、貨物専用列車として、内子駅から伊予大洲駅間を、内子
町内や、この日と翌日歩いた小田川流域で生産される木炭や木材
を運んだという。
町の中心街、本町通に入り、400mほどで左に入ると、大正5年
(1916)、大正天皇即位の大典を記念して建てられた歌舞伎劇場、
内子座がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/bf/dabc05ad16124c6f366cfae100ced1be.jpg)
建物は、当時全国的に建てられた劇場の基本に習い、妻側を正
面にした木造瓦葺き2階建てで、回り舞台や花道などを整えている。
その後、映画館や商工会館に転用され、部分的に改造されたので、
昭和60年(1985)に、総事業費7,020万円をかけて復元完成した
という。
本町通りの中ほどにある下芳我邸(しもはがてい)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6c/65dc7f76c8017fda89145009ff931788.jpg)
築後130年の旧家で、石挽きのそばと摘み草御膳が味わえ、
ギャラリーも併設している。
少し先、伊予銀行内子支店の角を左に入ると、国の重要伝統的
建造物群保存地区に指定されている内子町八日市護国地区がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/5f/1ba3ebff02b61263031351fe38c7cd34.jpg)
電線を地中に埋設し、昔ながらの風情の町並みが約600mに
わたり続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/98/7c24ec45e36b57e0acb9539fb80a6cc9.jpg)
国重要文化財の本芳我家(ほんはがけ)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a8/243060a8e3ed63b0765ecfd10d92c491.jpg)
木蝋(もくろう)の生産と海外輸出で財をなした旧家である
(非公開)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ce/5ffe0bccbf9a13b619e7ce75699e4800.jpg)
町並みには、竹材点や民芸品などの店、土産店、喫茶店、そば屋
などが並んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/7c/fc80b62f072f0235d28bbca4906be064.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/52/63e08e1fdbed5ea98b671330ec50c6eb.jpg)
内子の典型的な屋根と壁面を見せる建物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/7c/94484236c4b12921ae511a83ff62b4c1.jpg)
私が興味を持ったのが、この折り畳み式のぬれ縁。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a9/70bebc66b3f5dc9f31704865c88f2824.jpg)
夜間はこのように折りたたんでおき、朝になると下のように使え
るようにする。(上と下は別の家)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/5a/d847fc0eff00be06adedf55e3c5eb861.jpg)
内子独特のものだと、使えるようにしていた人が教えてくれた。
木蝋資料館「上芳我邸」(かみはがてい)。木蝋生産で財をなした
芳我家の分家の一つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/9d/b4e123097391b27398205f988a27e069.jpg)
木蝋の生産工程や道具などを公開している。国重文である。
指定地区の最奥、八日市・護国町並み保存センターまで行き、往路
を戻ったら、大森和ろうそく屋ののれんが出ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ec/b6423aa99b188c498112e22377896d0f.jpg)
内子町で唯一の手づくり和ろうそく店。ハゼの実から搾り取るろうを
年輪のように重ねて塗りつける、独特の製法が見られる。